約 79,579 件
https://w.atwiki.jp/bittowa-rudom2/pages/13.html
、
https://w.atwiki.jp/sakanasage/pages/44.html
ホモンチカこと純情ロマンチカで素敵なうさぎさんを演じる花田光さん(本名花田光夫)のこと。 声質の良さに肴住人はメロメロ。あたいもメロメロ。 棒読み指摘されたりホモンチカラジオでの天然さ加減でとても空気とはいえない、言わせない存在感をもつ。 2002年時はメガネをかけていなかったため、ちょっとでぶったひろしに似ている。
https://w.atwiki.jp/nyanminanyanmina/pages/13.html
【2011年】 <1月> 22日 リクアワ3日目:MVPノースリ http //i.imgur.com/PxuMN.gif 泣きながらにゃんの胸に飛び込むたかみな 27日 ××ロケ:GIFくれ にゃんへのお土産に下着を買うひわみなw <2月> 7日 たかみなブロ:http //blog.oricon.co.jp/no3b/archive/2905/0 たかみな似顔絵入りのドロドロのチョコをもらい歓喜 25日 たかみなブロ:http //blog.oricon.co.jp/no3b/archive/2944/0 後日バレンタインのチョコをもらい歓喜 <3月> 5日 桜木全握:両想い発覚 『自分が男なら嫁にしたいメンバーは?』まさかのにゃんみな両想い→顔真っ赤 ? 友撮:にゃん→結婚するならたかみな、たかみな→彼女にするならにゃん <4月> ? メレンゲの気持ち:にゃんみな にゃん「寝起きが悪いのでたかみなが起こしてくれる」 たかみな「バスで肩にもたれて寝てくれた」 たかみな「男性だったら絶対お嫁に貰います、かわいい、家庭的、たまんないですよね~」など男全開のたかみなw <5月> ? にゃん宅でブス会:にゃんのレゴを勝手に作る、続きは今度行った時に作るとの事 ? 愛=悪意のこもったたかみな入浴中デザインの手作り石鹸置きをにゃんがプレゼント ? たかみな生誕祭: にゃん「たかみなって変な所いっぱいあるんだけど、なんか愛おしい」 「ホントにここにいるのはたかみなのおかげ」 「こんな私を好きって言ってもらえる事がホントに嬉しい」 指原「たかみなさんからこじはるさんへの愛は、何かちょっと種類が違う気がするんですよ笑」 16日 にゃん生誕祭: たかみな「のど乾いたなぁと言ったにゃんにさりげなく買ってきて、ほらっよ!と渡す」 「好きな人には尽くすタイプ」 「にゃんにゃーん、昨日もジュースを買ってあげたんだ私」 公演後、にゃん「(20日の公演に)来て~お願い!」→結局にゃんのお願いを叶えるたかみな( A`)v 20日 A公演MC: たかみな「にゃんにゃんが円陣したんだけどグダグダで愛しくて、陽菜がんばれって」 にゃん「陽菜!?」たかみな「陽菜がんばれ」にゃん「えー無理!笑」 たかみな「心の中で言ってんだよ」にゃん「始めて陽菜って言われてビックリした」 <6月> 1日 音楽番付: 『素敵な唇だと思うメンバーは?』 たかみな→にゃん みぃ「好きだねぇ小嶋さんの事が」たかみな「カワイイもんだって」 マジ照れにゃん「恥ずかしくなってきちゃった」たかみな「欲しいわこのほくろ」 3日 ノー部: にゃん「いつも悪口とかいっぱい言ってんのにさ、いつも怒らないでさ、そんな楽しそうにしてんだよ!」 たかみな「それはみんなが好きだからだよ!」 7日 麻里ブロ:ttp //mariko-shinoda.up.seesaa.net/image/5-f629c.jpg なるハイ2ショ 9日 ヒルナンデス:『自分なら総選挙誰に投票する?』たかみな→にゃん、周りからはやっぱりと笑われるw 総選挙:三回目の順位並び ? リバイバルA4thMC: にゃん「純クレやるってなった時、まだたかみなとは殆ど話した事無かった、それが今となっては…」 たかみな「大好きだろー?」にゃん「大好きだけどさぁ」 公演前にヨドバシカメラデート、髭剃りコーナーに居たと暴露されるw 優子ブロ:Mステ後の集合写真 画像 たかみなの背中にくっつくにゃん たかみなの腰を抱き寄せるあっさん ? ソース教えて: たかみながめずらしくみんなと大浴場、もちろんにゃんもいる ? にゃんツイ: no3bのレッスン日、私服の感じがにゃんみなでまる被り ? AKBがいっぱい記者会見&にゃんブロ にゃん「たかみなんちでスイカ割りしたい」 ? テレビジョン:にゃん「夏の理想のデートはウチでスイカ割りをする事」 ? グアムの記者会見:メンバーの誰に告白したいか? たかみな「小嶋陽菜さん」 27日 ON8:ノースリ『メンバーで好きな唇は?』 たかみな「にゃんにゃんだよ」 にゃん「何か悩んでたら言ってね?何かあったら言って欲しいなぁと思って」 <7月> 北海道握手:公開膝枕事件 『最も膝枕が気持ちいいメンバーは誰?』にゃん当選 ステージ上でたかみなをにゃんが膝枕、最後まで膝枕しっぱなし たかみな「男のロマンが詰まってます!」にゃん「たかみなてテカってる!汗だく」 ? Myojoインタビュー美男の条件: 性格は、私の事を常に気づかってくれるやさしい人が理想です。たかみなみたいな たかみなは、楽屋とかで突然「ジュースいる?」って言って、サッと飲み物を買ってきてくれたりするんです 超ーイケメンじゃないですか!? あぁ、たかみなが男子だったらいいなぁ。 ? じゃんけん大会、にゃんみな対決が決まる、たかみな「にゃんにゃんとだけは戦いたくなかったorz」 ? 西武ドームのAKB48Times:『嫁にしたいのは?』たかみな「にゃんにゃん!うん!にゃんにゃん!」 ? no3bアメスタ にゃん「(じゃんけん大会)たかみなが箱引く時、絶対たかみな来るなぁと思った、そしたらホントにきて感動した」 「たかみなんちでスイカ割りしたい」 たかみな「私の事を彼氏にしたいそうですね?」「にゃんにゃん今日エロ教師みたい」 ? テレビジョン:たかみなの風呂ネタ にゃん「ようやく皆でお風呂に入ったんですけど、終始隠れてましたね笑」 ? ソース教えて: 原宿AKBショップのレジに、にゃんが作った粘土のアホ猫と粘土のたかみながある事が発覚 <8月> まるっとno3b2: にゃん「たかみないつも頼りっぱなしでスイマセン、トークはスベるし変な所がいっぱいあるけど笑、それもすべて含めて可愛くて本当に大好きです」 北海道握手会MC: にゃん「北海道はいつも海鮮丼とラーメンに分かれるけど、私はいつもたかみなと2人で気まずくラーメンです笑」 A公演MC:にゃんがプロデュースしたいのは早替え48 にゃん「着替えが早いたかみながの努力が報われるように考えてみた」 26日ノー部:禁断の三角関係トーク、にゃん→たかみな→みぃ→にゃん <9月> ドッキリ女学園人間性ドッキリで互いにお茶の回し飲み 丸ごとno3b1部: たかみなが舞台上でオーストラリアのお土産の赤い下着をプレゼントw 男だったら彼女にしたいメンバーは? たかみな→にゃん、にゃん→たかみな 丸ごとno3b2部:3人の好きな所は? たかみな「にゃんにゃんは全てが可愛い」 →にゃんデレ にゃん「たかみなはいつも私ににピンクを譲ってくれる」 たかみな「(自分は)ピンク似合うけど、にゃんにゃんには敵わない」 にゃんに肩揉みされて鼻の下伸ばしてデレデレになってるたかみなを、麻里子に激写されるw 16日Mステ:ORANGERANGEの花を隣のにゃんに向かって熱唱するたかみな にゃんみなANN: にゃん「花を私に歌いかけてくるの」「共和国のたかみな道、今年一番笑った」 たかみなが買ってあげた豹柄の下着を、にゃんから豹柄の洋服をもらった時に一緒に返されたw 20日にゃんみなじゃんけん対決:にゃん勝利→公開痴話喧嘩w にゃん「たかみなにだったら負けてもいいと思ったけど、たかみな弱すぎるよ!」 みぃちゃんが勝った時、抱き合って大喜びのにゃんみな モバイルANN:たかみな「小嶋さん家には泊りに行くべきかなと思う」にゃん「おいでおいで~」 smartインタビュー: たかみな「特に男子ってギャップに弱いじゃないですか笑、私もメロメロです!」 「最初に出会って以来、私もずっと陽菜のトリコです!」 にゃん「かわいい所もたくさんあってそういう所をたまに見せてくれるから、本当に大好き!」 BLTインタビューグアムについて:たかみな「私がやるならにゃんにゃんか麻里子様と結ばれたい」 A5thメイキング:たかみな「にゃんにゃんが見てくるなんて」にゃん「たかみなのために」たかみな「ママ感動」 <10月> ベトナムコックローチ事件(A公演MC):ついにたかみながにゃんを後ろから抱きしめる ホテルの部屋でゴキブリが出てビックリして咄嗟ににゃんに抱きついた、それをみぃに見られる にゃんはゴキブリの存在に気付いておらず、急にたかみなが抱きついてきたと焦る ベトナムコックローチ事件全貌(14日ノー部): 後ろからにゃんを抱きしめた→ 鏡に映る自分達を見てキョトンとするにゃん→にゃんを抱きしめたまま部屋の外へ 14日ノー部:たかみなが小嶋さんとの禁断の愛の相手役に立候補w ダージリンの虎柄の服、まさかのペアルックが発覚 HEY:ソウルナンバーも安定の隣で相性抜群、にゃん→4たかみな→5 たかみなが大きくHと書かれたシャツ(陽菜のH)をヘビロテし始めるw 26日A公演MC: にゃん「たかみなにシンデレラの服着せて一緒に歩きたい」 たかみな「にゃんの私服を着て握手会に出たい」→にゃん本気でデレる AKBカフェにたかみなの似顔絵を描くにゃん→たかみなの似顔絵バックにたかみなを撮影 <11月> yahooライブMC:世界生中継でベトナムコックローチ事件再現 にゃんを3回も抱きしめるドヤみな、まんざらでもないにゃん(yahoo様公認) 2010年のXmasパーティーで、リボンを巻かれたにゃんがたかみなにプレゼントされていた事が発覚、首謀者は麻里子 という話をいろんな所で言いまくるにゃん ogi祭1日目:Aquatimesにテンション上がりまくるたかみなに小嶋さんから抱きつきにいく ogi祭2日目:みぃ「たかみな、陽菜の事、本当の意味で好きでしょ?」とぶっこまれる →ガチ照れのにゃん→たかみな「今までの話8割本当だよ」(峯岸様公認) 握手会で2人ともなぜか白地のタオルを広げて写真に映る以心伝心っぷり(支配人様公認) bayfm:たかみな「男目線で付き合いたいのは小嶋さんです」 <12月> 豹柄のコート&赤いバッグのお揃い発覚 スポニチインタビュー:たかみな「小嶋さんは美なんです美!」にゃん「今年はたかみなで笑う事がいっぱいありました」 にゃん「たかみなはあんまりパンツ見せてくれない」(××、カミスン) MJペディキュア:肩にタッチ HEYペディキュア:腰に抱きつく 20日カミスン生放送ファーストキス事件:ついにたかみながにゃんのほっぺにチュー!!! たかみな「調子に乗ってにゃんにゃんのほっぺにチューしちゃったZE☆」 紅白ペディキュア:腰に抱きつく Xmasプレゼント?にクッキーをあげるにゃん A忘年会でにゃんの隣をキープするたかみな→密着するたかみな→肩を抱くたかみな→にゃんを口説くたかみなw
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2806.html
前のページを読み直す / 表紙へ戻る 《『王宮日誌 シャルロット秘書録』より》 タルブでの戦闘から、数週間後。私は、ルイズの実家であるラ・ヴァリエール公爵家を訪ねていた。 ワルドとの結婚が、正式に決まったそうだ。戦友として、私やキュルケも呼ばれた。 あの瞬間、私は『エア・カッター』で因縁あるセレスタンの首を斬り飛ばしていたが、 その場所からトラクスとワルドが闘っているところが、ちらりと見えた。 何事かを叫び続けるトラクス、怒り狂い、杖を振り上げるルイズ、トラクスに駆け寄られるワルド。 トラクスの魔剣がワルドの右腕を斬り飛ばしたと見えた瞬間、爆発が起こった。 それは、水の蒸気がルイズの起こした『爆発』によって誘爆したものらしい。 タルブに隠されたトリステインの秘密兵器『破壊の車輪』が、蒸気の内圧に負けて次々と破裂していく。 メンヌヴィルはキュルケを蹴り倒し、窓へ火の玉を放って大穴を穿ち、外へと飛び出した。 私はキュルケを助け起こし、シルフィードを呼んで脱出する。逃げた敵は追わない。 「ルイズは!? ルイズはどこ!?」 一際大きな爆発が、ルイズたちのいた辺りを吹き飛ばす。キュルケは褐色の顔を蒼白にした。 「嘘………!!」 しかし、ワルドはルイズを片腕で抱きかかえ、『フライ』で脱出していた。 トラクスも飛び降りたようだったが、生死は分からない。メイジでない彼なら、この高さから落ちれば死ぬ。 陽動していた土のゴーレムも、石弾を浴び続けて穴だらけになり、崩壊する。 ワルドとルイズは、私のシルフィードに乗り移ると、無言で倒れ、気絶した。 やがて、トリステイン王国の艦隊が彼方からやって来る。 アルビオンによる侵攻軍の残存戦力は、これによって無力化されることになろう。 ラ・ロシェール及びタルブでの激しい戦いは、終わった。続くのは、アルビオンへの侵攻だ。 私はシルフィードを、旗艦『メルカトール』へ向かわせた。 その数日後、王都トリスタニアは戦勝に沸いた。 凱旋式、両殿下の結婚式と即位式が続き、諸侯・民衆の戦意は否応なく盛り上がる。 歴史が、時代が大きく動き始めた。その只中にあって、賞賛を受けるのは両殿下(陛下、か)と、 『救国の英雄』となったワルド子爵。グリフォン隊全滅と『破壊の車輪』崩壊の責任はあったが、 彼が国を救いルイズを取り戻した功績に変わりはない。すぐに論功行賞会議が開かれ、彼は伯爵に叙せられる。 「トリステイン万歳!! テューダー王家万歳!!」 「キャ――ッ、ワルドさまこっち向いてェ―――ッ!!」 「ウェールズさま、最高―――ッ!!」 「アンリエッタさま万歳――――ッ」 私とキュルケも、一応馬に乗って凱旋式のパレードに顔を連ねる。 「ほらタバサ、今日は貴女も救国の英雄よ! 笑顔よ、笑顔! シュヴァリエに叙勲されるのよ!」 「私は精霊勲章。……マザリーニ枢機卿も、国を救った事に違いはないのに」 「普段からの人気の違いってやつよ。『鳥の骨』とイケメン王侯貴族じゃあ、そりゃあね。 いいじゃない、歴史の善悪功罪は、後代の人間が好き勝手に定めるものよ。 枢機卿も勿論立派な方だもの、分かっている人間は、分かっている。それでいいじゃない」 お祭り騒ぎは一週間以上も続き、各国の要人も学院内を行き来する。 ガリアでいい扱いになっていない私には、あまり居心地がよくなかった。 キュルケに学院での対外関係を任せ、私はまた、あの『図書館』へ篭る日々に戻る。 ついでにユリシーズも、私の召使いという名目で、実家を守る執事のペルスランに預けた。 ……そう言えば、ユリシーズと言えば古代の英雄で、魔女のキュルケを愛人にしていなかったか。 偽名とは言え、大層な名前を名乗ったものだ。 ルイズは、あれからしばらく病床に臥せっていた。怒りと爆発の衝撃で、頭に血が上りすぎたらしい。 彼女への評価は散々だ。人質となって多数の死傷者を出し、蛮人を取り逃がし、『車輪』を崩壊させたのだから。 近々、自主退学させられるそうだ。まあ、ワルドが引き取るからいいようなものの。 見舞いに行くのも億劫だったので、キュルケからここ数ヶ月の出来事をいろいろ伝聞する。 ワルドが腕に義手をつけた事。ギーシュがモンモランシーと繰り広げる痴話喧嘩の事。 コルベール先生が例の『破壊の車輪』の設計図を見て、感激と興奮で卒倒した事。 トラクスに盾にされ、矢を顔と胸に受けた使用人の少女が、実家のタルブに帰って養生していること。 マリコルヌが腹の刺し傷を悪化させて死んだ事。いろいろだ。 私は、ユリシーズとアルビオンで書き記した『トラクス伝』の編集に余念がない。 ちなみに、日記と一緒にキュルケに見せたら、こんな反応がかえって来た。 「面白い!! これ、書籍化すれば絶対売れるわ! ノンフィクション部門で大ヒット間違いなし! もうちょっと細部を膨らませれば、演劇化もいけるわよ! タニアリージュにかけられるわ! 時事ネタもバッチリだし、蛮人の剣劇あり、魔法戦あり、年増の恋愛に少女の淡い恋! くーっ、楽しみね! 版権と印税はツェルプストー家に頂戴!!」 とりあえず、『エア・ハンマー』でつっこんでおいた。 そんな事もあり、私とキュルケは、ルイズとワルド伯爵の結婚式に参列した。 ラ・ヴァリエール公爵も満足そうだ。公爵家の女性陣は二人ほど、棘棘しい雰囲気を纏っていた。 「あ~~ら、アカデミーにお勤めのエレオノールさま27歳独身、ご機嫌麗しゅう。 本日は、バーガンディ伯爵はご一緒ではないのですか? こんなにお目出度い席ですのに」 露出度の高いドレスを纏うキュルケが、公爵家の長女に話しかけた。 「まあまあ、ツェルプストー家の娼婦殿、貴女こそ御機嫌よろしく。彼とは生憎、別れましたの。 末の妹に先を越されて、少々焦りを感じておりますわ。貴女もそろそろ、身をお固めになったら?」 「それはお気の毒。私は恋人が両手両足の指を使っても足りないほどおりますので、相手には事欠きませんの。 一人二人、ご紹介して差し上げましょうか? カトレアさまにも、先を越されませぬように……ほほほほほ」 「をををほほほほほほほほほほほほ、ぐえっゴホッゲホッ」 エレオノールとキュルケ、二人の周りは禍々しいオーラに包まれ、誰もその一帯には近付かない。 物静かな公爵夫人の周囲にも、スクウェア級の風のオーラが轟々と吹き荒れていた。 私は宴会の料理を貪り喰うのに余念がない。シルフィードもよく食べている。 流石に公爵家令嬢の結婚披露宴、料理も最高級のものを出していた。 それから、また数週間後。私は、新婚のワルド伯爵家に呼ばれた。 ルイズは、両親と王宮からの厳命により、ワルド家の領地から出る事を許されていない。 事件に対する懲罰の意味もあるが、何より彼女の使い魔、蛮人トラクスの再来を恐れての事だ。 ……そう、トラクスの死体は見つからなかった。魔法を総動員して調査した結果、公式には『死亡扱い』となった。 しかし、彼が伝説的な戦いで見せ付けた『恐怖』は、今も生きている。私もそれを、書籍によって広めた。 王侯貴族の体制を揺るがす、超人的強さの蛮人。国王や強いメイジを、魔剣で殺しまくる悪漢。 平民の間で密かに人気のあった『土くれ』のフーケが、彼の仲間だったとの情報も伝わり、 蛮人トラクスの悪名は『イーヴァルディの勇者』に次ぐものとして人口に膾炙し始める。 殊に若い男の間では蛮人ブームが起き、投弾帯(スリング、フロンド)をファッションとして身につける事が流行している。 そう、今王都トリスタニアで反体制派が暴れている、通称『フロンドの乱』の発端だ。 タニアリージュでは『蛮人もの』が大流行し、私にも結構印税が入った。 王家では取り締まりに必死だが、英雄ワルド伯爵を表の主人公に据えれば、あまり文句は言えない。 彼、トラクスは、きっと生きている。噂ではゲルマニアの東の果てにいるとも、アルデラの大森林に潜んでいるとも、 ガリアの南の果てからエルフの住まうサハラへと旅立ったともいう。どれもありそうな事だ。 フーケ……マチルダや、メンヌヴィルの行方は杳として知れない。恐らく生きているだろう。トラクスと一緒かも知れない。 そんな事情もあって、私の立場はトリステインでは微妙なものとなっている。 ガリアへ帰ろうか、と思っていた矢先、ルイズに呼ばれたのだ。ワルドはアルビオンへの遠征準備のため、王都にいる。 ……ルイズ・フランソワーズの顔つきは、まるで白昼に夢見る人のようだった。 「お久し振りね、タバサ。待っていたわ……」 私はワルド邸の応接室で、彼女と静かに語らった。 「時折、夢を見るの……トラクスの意識が、主人である私に断片的に伝わるのかも知れないわ……」 「夢、を」 「そう。ぶわあっと広い広い草原が目の前に見えて、私は馬に乗って駆けているの。 いい風を受けて、どこまでも続く青空と平原の中をね。馬蹄の響きが、リズミカルに……。 タカタン、タカタン、タカタン……。それから『さあ……帰ろう……』って……声がするのよ」 夢を、見ている。彼女は、夢を、見ている。 「私はずうっと待っているの。 私は……たまにだけど、時の波……波動のようなものが見えるの。 貴女にはわからないでしょうけど……私には大きな力が―――そうは見えないでしょうけど―――あるのよ! 竜やフネを軽く吹き飛ばすほどの……」 そう、彼女はまだ、夢を見続けている。ああ、やっぱり、そうだったか。 「私は……巨大なあらゆる邪魔物を粉砕し! この国を守る事ができる! どうか信じて欲しいの……!」 私は、こう思うのだ。使い魔は通常、主人に最も相応しい存在が「運命」によって選ばれる。 私が風韻竜の幼生を引き当てたように、彼女はトラクスを引き当てた。 周囲から蔑み続けられ、癇癪持ちの傲岸不遜な、一種歪んだ精神を持つようになった彼女は。 そして、使い魔の所業は主人の責任に帰せられる。彼は女性を犯したり、主人を殺したりする事はできなかった。 しかし、人殺しは造作もなく、何の障害もなくやってのけていた。アルビオンの国王さえも、彼の手にかかった。 戦士もメイジも、老若男女も関係なく、彼によって殺された。 ……それらは皆、ゼロのルイズが《心の底から願い、求め訴えた》事だったのではないか、と。 「またおいでなさい、トラクス! いや……お前は必ず『ここ』に帰って来るわ!! 待っているわよ!! 何年でも! 何十年でも……!!」 (完)
https://w.atwiki.jp/puyokei/pages/1202.html
全体のあらすじ ある春の日、とある研究所からノイ・アポステルの少女が逃げ出してしまった。 研究所内の警備隊員2000名は彼女が研究所から脱け出す時間5分以内に全員殺され、リヤンの秘書、諷木さんも無惨に殺される。 何とか特殊能力者の射撃で頭部を狙い、浅くも傷をつけることが出来たが、少女はそのまま海に落ち、逃げてしまった。 ノイ・アポステルとは、驚異的殺人衝動と絶対的な2つの能力を持った角の生えたヒト。 ノイ・アポステルの特有能力は自意識加乗という能力で大気、無機物、有機物、生物、霊物、あらゆるものに自分の意識を倍々ゲームのように乗せ、支配操作する能力である。 2つ目の能力は様々。 電力同化、加速増減等がある。 逃げてしまったノイア(略語)の少女『フィーア』は記憶をなくしてしまい、血分紳士により血分命(ちわけ みこと)という名をもらう。 やがて夏になりアシベの家で住むことになり、学校にも行くことに。アシベは命と何か面識があるようで複雑そうな調子でいた。 命を殺.すよう研究所に依頼され送られてきたリカルドは、記憶を一時的に取り戻した命により敢えなく敗退し利き腕と左脚を千切られ、研究所の病院に搬送される。同じノイアのツヴァイは四肢を持っていかれ敗退するも、最後にフィーアの能力を封じ、電力複雑応用操作で命の脳に『限定』をかけ記憶を逆戻りさせた。 前回のあらすじ 父に性的虐待を受け、母に要らないと虐げられ、帰る場所も打ち明けられる人もなく途方に暮れ彷徨っていた少女、長閑。 彼女の誕生日、アシベたちは警官に連れられそうになっていた長閑を「私たちの家族なんです」と言い保護。 アシベの家に連れられると、長閑を待っていたのは祝福と幸福な一時だった。 長閑は自分は迷惑になると泣きつつも、その家の住人は彼女を家に招き、一緒に住むことになったのだった…。 長閑「それじゃ、いってきますね」 制服に着替え学校へ行く長閑。 以前の彼女からは想像出来ない、柔らかで可愛らしい笑顔をした少女がそこにはいた。 アシベ「いってらっしゃい」 それを見送る赤髪の少女、アシベ。 アシベ「いやー、しかし…」 依深「うん 長閑ちゃん、よかったね 新しい学校へ行くようになってから明るくなった。」 ウィル(うま)「ぐかー…zzzz」 依深「…い、つ、ま、で!!」 いまだに寝ているウィルに近付き蹴り飛ばす依深。 依深「未練がましく寝てんのさ!」 ウィル「ぐおっ!?;;」 渾身の蹴りで起き上がるウィル。痛そうだ。 それでもまだげしげしと踏むのをやめない依深。 ウィル「わかったよ!!起きる…つか起きた!!いだだだだだだ;;;;」 ウィル)…長閑ちゃんと暮らしてからしばらく 嫌がる彼女をなんとか説得して、家の電話番号を聞き出した。 そして…彼女の母親と会い、住民票をこの家に移し、近くの中学校に新入生として入学することになった。 ウィル「けどさ、長閑ちゃんのお母さんも、よく簡単に転校を認めたよな 普通見ず知らずの他人に娘を預けたりしないだろ…もっともめると思ったんだけどな」 複雑そうな表情で呟くウィル。 内心、長閑の母親をよく思っていないようだ。 アシベ「そーだなあ 警察にも届けてなかったみたいだし…って…」 そこまで言い、アシベはウィルを呆れた風に見る。 アシベ「お前が詳しい事情は聞かないって決めたんだろうが」 ウィル「そりゃそうだけど…」 アシベ「生活費だって大変だぞー…。もっと節約しないとさ もしかしたらテントぐらしになるかも」 冗談めかしく言うアシベに、ウィルはつかさずこたえた。 ウィル「テントはさすがにねえよ。 はあ…俺もバイト探すかな…」 依深「……もう女の子増やさないでよ?」 ジト目で見やる依深の表情は少し嫉妬の念がはみ出ているようだった。 ウィル「別に俺が好きこのんで連れてきてるわけじゃないだろ!!つかお前も居候j」 アシベ「ほらほらほら、俺達も学校いくぞ 痴話喧嘩おしまい」 ウィルの言葉を上手く遮り、パンパンと手を叩くアシベに、ウィルはぐ…と言いたいことを抑え込んだ。 アシベ「早く準備しなっ…て…はあ」 ウィル「…zzz」 目を離したすきにまた寝ようとしているウィルに呆れるアシベ。 依深「もー!さっさと起きなさいよー!」 よく晴れた空の下、依深の声が鳴り響いた。 ウィル) そして俺達も、この春から高等部入りを果たした。 ウィルの通う学校は能(力)魔(力)武力育成学校。 通称SS ここでは幼少期から大学期まで通うことが出来、能力魔力武力の成績ごとに称号がわけられている。 アシベ、ウィルは中学期後半から入ったにも関わらず、SSSレートの称号を持っていた。 ウィル「命も学校に慣れたか?」 命 記憶をなくし、言葉を使うことの出来ないか弱い少女。 命「うみゅ!」 相変わらずあどけない笑みを浮かべ、みゅーみゅー言っている。 ウィル「うみゅじゃなくて、「うん」だぞ もしくは「はい」」 命「はぁい!」 言葉の意味を理解出来ていないような満面の笑みをし、少女は返事をした。 ウィル「…////」 ウィル)…命もようやく言葉を覚えてきたような、きてないような。 でも命一人を家に置いておくことは出来ないからな…。仕方なく一緒に学校に連れてきていた。 ウィル「いいか?命 そのリボンは絶対に外すなよ。 角がバレたら何処かに連れて行かれて実験台にされちゃうぞ」 命「はぁい!」 命のまたの無邪気な笑みにドキッとするウィル。 それを見てムッとする依深。またまたそれを見てにやにやするアシベ。 ウィル「あ!そうだ依深」 依深「ん?なあに!?」 いきなり話を振られ顔を赤くしながら振り返る。 ウィル「依深って案外頭よくなかったり?」 依深「はあ!? いきなりなに言ってんのさ!」 突然のウィルの言葉にむきーっとする依深。 ウィル「いやだって…ここって一般の学科知識がそんなになくても、能力とかが少しあれば入れるとこだし…。それに依深、別に能力的にも平均以k…ブベラッ」 あまりにデリカシーのない言いようにアシベが顎に蹴りをいれる。 依深「…違う学校、優秀なところ受かってたよ……」 とても小さく聞こえずらい声でボソっと言う依深。 ウィル「え?」 聞き返すウィルに依深は少し目を潤ませながら叫んだ。 依深「はいはい!そーですよ!!どうせ私は馬鹿な能無しですよ!!!」 ウィル「ご、ごめん!冗談だよ!」 場面変わってとある研究室 リヤン「ツヴァイ…」 かつてとある少女に渡したネクタイを見つめ、リヤンはうつむいた。 ツヴァイ「パパ!!」 リヤンに気づくと、ツヴァイはとびきりの笑顔でリヤンに駆け寄る。 ツヴァイ「わーい!!パパだ!!!パパだ!! ネクタイ持ってきてくれたの!?」 そのまま駆け寄るが… ツヴァイ「あっ!!!」 スポッ ズシャアアアン なんと脚がふとももから外れ、少女は勢いあまってそのまま転んでしまった。 ツヴァイ「あいたたたた…」 リヤン「手足の具合はどうだ?」 ツヴァイ「うん…なんかいまいちだけど…そのうち慣れるかな?」 座り込み、不安そうな表情でリヤンを見上げる。 リヤン「わからない…「自意識加乗」の能力を使って義手義足を動かすのはツヴァイが初めてだ。 指を動かせるか?」 ツヴァイ「…」 ぐにゃり 普通なら曲がらない方向に曲がる指を見て、ツヴァイはため息をついた。 ツヴァイ「やっぱり難しいよ…」 しばらくの無言の後、ツヴァイは切り出した。 ツヴァイ「ねえパパ…私もう、パパに使ってもらえないの?」 リヤン「ああ。」 リヤンの言葉にツヴァイは大きく目を見開き、その瞳を潤ませた。 リヤン「今は駄目だ。」 続けた言葉に、ツヴァイは俯かせた顔を上げる。 リヤン「ただ、傷が治って身体がちゃんと動かせるようになったら、また仕事を手伝ってほしい。」 ツヴァイ「うん!! 私頑張る!!!」 思い切り抱きつき、顔を埋める少女。しかしリヤンの表情は固く、鋭いままだった。 場面変わって学校 依深「ねえウィル、アシベさん 部活とかなに入るか決めた?」 昼時。四人は昼食を済ませた後、ラウンジで暇をもてあそんでいた。 ウィル「んーーー…帰宅部かな」 アシベ「同じく」 パックのりんごジュースを飲みながら答えるウィル、アシベ。 依深「えー…;;二人して? 何か趣味とかないの?」 その言葉にウィルは一間置いてから答えた。 ウィル「……動物園めぐり」 依深「えっ?」 意外そうにウィルを見つめる依深。 ウィル「変わった動物を見るのが好きなんだ。」 依深「ふーん…」 アシベ「で、依深ちゃんはなんの部活に入るの?」 依深「…わ、たしは……ウィルとアシベさんが入らないんだったら入らない。」 ウィル「え」 このとき、依深はウィルとアシベが と言っていたが、それが表向きの理由であり、本当はウィルのみに対しての言葉だと気づいていた。 依深「それじゃ、私三限目スポーツだから命ちゃん頼むわよ」 アシベ「俺は能力強化だわ」 アシベは内心出る意味ねえと思いつつも、次の授業へと向かった。 ウィル「あ、ああ…」 依深「じゃ、また後でね」 その頃、いつの間にか席を離れていた命が映画研究同好会の部員が着ている着ぐるみをキラキラした目でみていた。 ウィル「さて、俺もそろそろ授業に行くか。 次はなんだっけ」 鞄をゴソゴソと確認するウィルは、ふと前を見た。 ウィル「あっ?! お、おい 命? どこにいったんだ? 命!!」 あたりを見回すがどこにもいない。 広場にて。 命「みゅ? みゅみゅ??」 完全に迷子になった命。 右も左も分からず、途方にくれていた。 うっちゃん「ねえねえ君 新入生?」 おなじみの不良、a.b.cが湧いて出てきた。 命「みゅ…?」 困ったような表情で不良を見る命。 たけっち「かわいいね〜 どう?うちの部活入らない? 夏はテニスで冬はスケボー。 楽しいよ〜 今日新入部員歓迎会があるんだけどさ 一緒に来てよ」 徐々に近づく不良。 命は涙目で怯えていた。 うっちゃん「これ大きなリボンだね〜」 さっと不良が命の角を隠すためのリボンを触ろうとした。 命「っ!!」 耐えかねてその場から逃げ出す命。 前を見ずに走ったので、ドンッと誰かにぶつかってしまった。 命「みゅ!!!」 反動でぐらつく命。 「………みゅ?」 ぶつかった男はそのいかつい顔を更に強張らせ、命の口癖を確認するかのように言った。 研究員「どうしました?リカルドさん」 リカルド「なんだ?おい…みゅだとコラ!?」 命「???」 そう、ぶつかった男は、かつて命の主人格フィーアによって目を潰され右手左足を千切られた特殊部隊のリカルドだった…。
https://w.atwiki.jp/alliance2000/pages/425.html
――人間の進歩というものは、極めて不可解な発展をするという点が特徴である。 正しく活用すれば、誰もが幸福な世界が実現できる知能。 彼らは如何なる理ゆえか、それを負の方向性でしか発揮しない。 世界を塗り替え、 隠された法則を見つけ出し、 あまつさえ制御する術さえ手にした彼らの功績は、 その殆どが幾度も繰り返された惨劇の中、共食いの為に進化してきた兵器の延長線上にある。 ――となれば、ここである疑問が浮上する。 進化してきたのが兵器のみだと仮定した場合。 人間はいったい何処から、何時から、置き去りにされていたのか。 ◎◎◎ 「……なんでこの機体を知ってやがる、てめえ」 「長生きしてるとね、色々と覚えるものなのよ」 最新式の人工筋肉と、有機組織たるバイオニクルフレームのハイブリッドが、 その高い出力でこちらに戦斧の肉厚な刃を押し切ろうとしてくる。 だが、アスモデウスも伊達に私の専用機ではない。 ――操縦桿を握り直し、静かに出力を上げていく。 アスモデウスの腕力が上昇していき、刃を相手に押し返していく。 互いの、人間の数十倍もの力が拮抗し、戦斧と槍の重なる刃がちらちらと火花を散らし始める。 互いに食い込み、それ以上進まなくなった刃がそれでも無理矢理押し込まれ、ぎちぎちと悲鳴を上げた。 「ヒッヒ!いつもみてえなつまらねえ任務かと思えば、コイツは重畳だ! いい加減俺もアイツらを腹一杯にしてやるだけのパシリには飽き飽きしてたところだ! 俺の腕とクラウンローチの力、てめえに刻み付けてやるぜネエちゃんよォ!!」 さぞ楽しそうな、下卑た笑いを含めた叫びを上げると、 クラウンローチは鍔迫り合いを弾き飛ばし、遥か後方へと飛び下がり距離を取った。 ……機体下部のユニコーン型ユニットが、まるで本物のように地面をその装甲に覆われた四足で慣らしていく。 「――“任務”、ですって?」 こちらも槍を構え直しながら、いつでも迎撃できる姿勢で通信越しに尋ねる。 狂い人形が私達……厳密には私以外を狙って襲撃したのは、相手のパイロットの言動から明白だ。 だが、それはシビルヘッドのパイロットが狂い人形を戦力として統率している理由にはならない。 この世界は、確かに時代といったものを無視する性質がある。 だがそれを鑑みてもなお、アームヘッド開放を目指す者達の機体である狂い人形が、 よりにもよって人間側の純然な兵器たるシビルヘッドを指揮官として従っている理由がわからない。 尋ねたのは、その糸口を掴むためだ。 「――ああそうだ、これも俺の任務よ。 何しろアイツら、人間を喰わねえと力が出ねえらしいからなぁ? こないだ人間を食おうとしたヤツが、デカブツのくせしてどこぞの物好きだかにヤられたせいで俺が直々に出張ることになっちまいやがった! ったく誰だか知らねえが、面倒なことしてくれたぜ!」 ――人間を喰う、大型機。 その言葉は、私の人工脳に木霊のように響いた。 あの男が言っているモノを、私はきっと、知っている。 そして、その物好きな奴が誰なのかも。 「――その、“デカブツ”って」 「あん?」 「――全身が灰色の装甲で覆われてて」 「……な……」 「――機体のあちこちから炎と槍が突き出してて」 「……」 「――前面部には口みたいな部位があって、そのパイロットは――」 「てめえ!!」 ――銀色の一角獣が、その背に主を乗せて駆け出す。 全力で振るわれた戦斧が、弧を描いた。 こちらは槍を翻し、大質量を受け止め、その弧を打ち切る。 至近距離での火花で橙色に染まった視界の中、 モニターを埋め尽くす三連カメラアイを見つめながら、私は聞いた。 「――気に触ったなら、質問を変えるわ。 その“デカブツ”、 さては『グリディイーター』という名前だったり、しない?」 「――て、てめえ!!てめえ、まさか……!」 「なるほど、謎が解けたわ。貴方はアームヘッド側についた物好きな人間で、貴方以外にもまだ色々企んでる奴らがいるのね。道理でシビルヘッドに狂い人形が従う訳だわ」 「……てめえ、何モンだ!まさかグリディイーターも……!」 銀色の騎士の頭部を余った左腕で打ち抜き、 その隙に戦斧を弾き飛ばし、その場でバーニアを噴出させ旋回。 遠心力を乗せた槍に胴部を殴られ、大きく吹き飛んだ騎士が体勢を立て直しながら、こちらを睨んだ。 「――そうよ。あんなのに私が負ける訳ないじゃない」 「――最初の質問に答えてなかったわね。 私は、アイリーン・サニーレタス。 貴方にも馴染みのある名前を名乗るのなら―― ――エクジコウ、が良いかしら?」 「――エクジコウだと……!?つまんねえ冗談はその辺にしとけよアマァ!!」 戦斧を構え直し、ユニコーンの四足を広げて低い体勢を取るクラウンローチ。 「あら、怖い怖い。後で恨まれても怖いから、ここで潰した方がよろしいかしら?」 応えて私も槍をくるくると回し、引っ掴んで、構える。 ――操縦桿のスイッチを高速入力。 メインバーニア三機、サブバーニア十機を細かく制御し、 巨大戦斧を跳ね除けた勢いのまま、ハルバード式になっている槍の切っ先と刃での猛攻を畳み掛ける。 アスモデウスの巨体は、その重量を感じさせないほどに高速機動をこなし、 あっという間にクラウンローチを防戦一方へと追い込む。 「……こんな……!こんな奴、聞いてねえぞ!話が違う!!」 「あら、まだ他にも不届き者がいらして?是非お話を聞かせて貰いたいわ――ゆっくりと、ね」 相手の戦意を削ぐべく、威圧感と敵意を込めた口調で通信に乗せる。 そのまま槍を高速で振りぬき――クラウンローチの左腕を、装甲ごと粉砕。 「お、俺のクラウンローチがぁ!」 「左腕くらい大したことないわ。それより、もっと激しいのをお望み?」 「……っ、こ、このクソアマァ!」 焦燥から来る絶叫と共に、下部ユニコーン型ユニットが後ろ蹴りを繰り出して来る。 文字通りその馬力は凄まじく、受け止めた部分の黒い装甲が、砕け散った。 「――なるほど。多少慣れてはいるようだけど、まだ優秀な機体を扱いきれてないわね」 「うるせえ!さっきから調子乗りやがってェ!何モンだテメエ!」 「だから神様だって言ってるんだぞ、察しが悪い男は嫌われるんだぞ」 通信に割って入り、まるで痴話喧嘩のように纏めてしまったムスタングの声。 それを掻き消すように追い付いてきたジェネラル・リラティビティが炎を纏い、真っ直ぐにクラウンローチへ衝突。 「――うおおおおああ――!!」 ユニコーンから弾き飛ばされた本体に向かって、アスモデウスが接近、追撃 「――安心なさい。死なない程度に痛めつけるだけよ」 全バーニアが噴射、巨体が空へと舞い上がり、槍に少しだけの慈悲を含んで振り下ろす。 ――空中で完全に身動きの取れないクラウンローチの脚部を斬り飛ばし、 更に残った右腕を跳ね飛ばし、 そして落下の勢いを乗せた止めの一撃で、頭部カメラユニットを粉砕した。 コクピットのある胴部は、ただの鋼鉄の箱となって、無惨に地面に墜落した。 「……アイリーン。あれ死んでないか」 「大丈夫よ。シビルヘッドはコクピットだけなら頑丈なの多いわ。それより来るの遅かったわね」 ムスタングに皮肉を飛ばしながら、アスモデウスをクラウンローチの残骸に近づける。 「――ああ。なにしろもう一機いたんだぞ。多分追い付いてくる」 「……えっ」 ――突如、轟音と共に大地が大きく揺れる。 思わず迎撃体勢に移る私達の前に、それは着地した姿勢からゆっくりと立ち上がる。 それは、全体的に屈強なシルエットをした黒い機体だった。 頭部センサボール式のカメラアイが、無機質な表情でこちらを睨んでいた。 「――まったく、世話が焼けるね。ガル・アールさん?」 クラウンローチの通信が壊れた為に、外部スピーカーで残骸に話しかける声音は、野太い。 それでいて、まるで少女を思わせるような甘ったるい口調には、アンバランスかつ無垢な悪意があった。 「う、うるせえ!こ、こいつ、話が違うじゃねぇかよ!?」 残骸の中から、男の――ガルの、粗野な叫び声がした。 黒い機体が、乱暴に残骸を打ち壊し、中にいた陰湿な目つきをしたガルを回収する。 そして巨大ヘリ形態に可変すると、そのまま静かに宙に浮きだした。 「――させないわよ、アンラッキー!」 「そいつを置いていくんだぞ、色々聞きたい」 間の抜けた声と裏腹に、ムスタングのリラティビティの剣から巨大な炎が噴射される。 ――巨大な熱量を、いとも容易く躱される。 「まさか、貴女が我々『8月32日機関』と敵対するとは。 ――エクジクトが聞いたら、何を思うだろうね」 外部スピーカーから置き土産に放たれた、そんな嘲るような言葉を残して。 ガルを連れた黒い機体は、あっという間に空へと消えていった。 ◎◎◎ 「――とりあえず、ここでお別れね」 闇が薄れ、僅かに青の混ざる世界の中で、私達は荷物を纏め終えていた。 「はい。この謎の機体に襲われたことも含めて報告しないといけませんし、僕達は重工に戻ります」 「ありがとうございました。カレー、とても美味しかったです!」 山の向こうに日が出てしまったのを見つめながら、光平君とエレナちゃんが苦笑する。 ムスタングはというと、「眠い」というが早いか、趣もへったくれもなくリラティビティの座席で眠ってしまった。 「……あの子は構わなくていいわ。いつもあんなんだもの」 「あはは……では、ムスタングちゃんにもよろしくお願いします。それでは」 「ええ。またヘンなのに襲われないよう気をつけて」 ――赤い人型と、緑の人型が、見る見る遠くなっていく。 その背中を見つめながら、私は静かに微笑んだ。 あの闇の中、互いを信頼していなければ出来ないはずの必殺陣形を見た時に、既に確信したことがあった。 あれは、ガルやアンラッキー、グリディイーターや狂い人形達の対極にある姿だった。 ――相手を喰らい潰し、その力を取り込むだけの姿と。 ――相手を信じ、その力を互いに相乗することで限界以上の可能性を産み出す姿。 ――とりあえず、私が追い求めるべきらしいものと、 立ち向かうべきらしいものは、やっとうっすら見えた気がした。 私はキャンプ場の真ん中に駐めてあるリラティビティの助手席側のドアを開けると、 リクライニングを倒し、運転席のムスタングのようにシートに横になった。 視界に入る、灰色の屋根。そして横で無邪気に指を咥えて眠る、ムスタングの寝顔。 「――8月32日機関……か」 呟いた言葉に、どういう思いを込めたものかも解らないまま。 念の為にリラティビティの警戒センサーのスイッチを入れてから、 私は既に相当重くなった瞼への抵抗を諦め、 ――そして、意識を手放した。
https://w.atwiki.jp/nwxss/pages/116.html
──正午── エリスは校舎の最上階、屋上へと出る扉の前に立っていた。 昼時の所為か、階下からは生徒の喧騒が漏れ聞こえる。 彼女がこんなところを訪れたのにはちゃんと理由がある。 エリスは昨夜キマイラと戦った後、二人と共に理事長宅に向かった。 その場で説明してもよかったが、二人以外の"HiME"にも逐一説明するのは非効率だし、何より"相棒"に相談をしないのは失礼だとエリスは考えたからだった。 そこで現在学園にいる"HiME"の関係者一同を集め、事の次第を説明した。 ちなみに、那岐を見た祐一となつきの反応が見事にシンクロしていたことだとか、エリスが持ち込んだマドレーヌでミコトを餌付け…もとい打ち解けたとか、いろいろと一悶着あったがここは割愛しておこう。 ともかく、顔見せも無事…とは言い難いが終わった。 あとは本格的に調査を始めるだけである。 エリスがここにやって来たのは、その調査の打ち合わせをするためだった。 ドアノブに手をかけ、エリスは扉を開けようと押し込んだ。 「…あれ?開かない?」 どうやら、この扉は立て付けが悪いらしい。 何度も扉を押してもギシギシと鈍い金属音を響かせるだけだ。 「うんしょっ!うんしょっ!」 エリスはムキになって押し込むが、やはり扉はウンともスンとも言わない。 力が足りないのか、体重をかけても扉はまったく開く気配を見せなかった。 「……どうしよう。あ、そうだ」 エリスは瞼を伏せ魔力を軽く練ると、一言「"ノック"」と呟いた。 エリスの紡いだ魔法によって扉が独りでに開く。 空は快晴、絵の具を垂らしたような青空が広がっていた。 「火渡くん?」 「おっ、エリスちゃんこんにちはー、今日もカワイイね」 那岐は屋上の手すりに腰掛けて、手をひらひらと振っていた。 相変わらず、片手には本を持っている。 「えっ!?そ、そんなこと…」 「あはは、エリスちゃんは純情だね」 「もう、からかって」 「ゴメンゴメン」 那岐はそう言うと、分厚いハードカバー本をぽんと閉じる。 本の表紙には「トロイ」と記されていた。 「……火渡くん、本が好きなの?」 「うん、まあね。書物は人間が生み出した素晴らしい文化だよ」 「?? そ、そうね…あ、お昼食べた?よかったらどうぞ」 月衣から取り出した弁当箱には、色とりどりのおかずやおむすびが詰まっていた。 「うわ、美味しそ~。ぜひともいただきたいです、はい」 空っぽの弁当箱を前にまったりとしている那岐にエリスが問いかけた。 「火渡くん、ちょっと不思議に思ってることがあるんだけど…」 「何?僕に答えられることなら」 「学園の周辺に現れているエミュレイターって、シェイプドライフばかりみたいでしょう?」 「らしいね」 「それってちょっと不自然なんじゃないかなって思う。いくら世界結界が弱ってても、やっぱりアモルファスの方がプラーナの消費や効率がいいだろうし…」 エリスの考察を聞き那岐は少し目を見張った。 そして、月衣よりノートパソコンらしきものを取り出して操作し始めた。 「それって…ピグマリオン?」 「そうだよ。今、真白ちゃんから貰っといた交戦記録を検証させてる……っと、出た出た」 モニターにはびっしりと詳細なデータが映し出された。 「確かに……これは異常かも知れない」 ──交戦回数述べ342回。 そのすべてが、タイプ:シェイプドライフと思われるクリーチャーで埋め尽くされていた。 「地球産のもチラホラいるけど…う~ん……」 那岐はそう小さく唸って何やら考えている。 「今まではおとり…?だとすると…」 「火渡くん?」 そして、不敵な笑みをエリスに返した。 「…エリスちゃん、案外いいところに目を付けたかも知れないよ」 放課後、エリスは那岐と共に校内を探し回っていた。 目的はただ一つ、"タイプ:アモルファスに憑かれた人物がいないか探す"こと。 雲を掴むような話だが、エミュレイターの目的がわからない今、エリスたちにできることと言えばこれくらいだった。 「びっくりしたなぁ。ここの生徒さんてみんな"HiME"のことに驚かないんだね」 そう、全ての生徒は"HiME"のことを知っている。 というか、"HiME"同士の戦いが風物詩になってたりする。 ついさっきも舞衣となつきが、激しい火花を散らしてスケールのデカい痴話喧嘩を繰り広げていたし。 魔法を秘匿し、常識を護る者であるところのエリスには到底信じられない話だが、そういうことになっているのである。 「ああ、それはね、この風華学園…てか、"封架の地"の特殊性が関係してくるんだよ」 「特殊性?」 「そ。もともとここは古代神"媛星"を封じる為にできた土地でね。封じる際に、裁定者がこの場所に『"HiME"と"オーファン"は実在するという常識』を規定したんだよ」 「…えと、つまり世界結界自体に最初から組み込まれてるってこと?」 「そーそー。さっすがエリスちゃん、物わかりが早いね~。ちなみに世界各地にこういう場所があったりするらしいよ」 つまり、この"封架の地"にいる限りイノセントだろうが何だろうが、"HiME"関係の事柄では精神崩壊しない。 逆説的にウィザードとエミュレイターに関してはやはりアウトなのだ。 ちなみにこの法則による補正は範囲外に出ると機能しない。 そのため、ごく一部の例外を除いて記憶が違和感なく修正される。 「でも、どうしてそんなことを?」 「たぶん、いつか目覚める"媛星"との戦いを進めやすくするためじゃないかなぁ」 「そっか…。それにしても火渡くんって、ずいぶん事情に詳しいね」 「ええっ?ま、まあね。あははは…」 「??」 そんなこんなでエミュレイターの痕跡を探し、二人はドーム型の建築物とやってきた。 水晶宮と呼ばれている場所だ。 天井は吹き抜け。 そして、三方は中央等、高等部、中等部のそれぞれの建物と繋がっており、残された一方が外へと繋がっている。 そんな立地ゆえ、下校時間ともなれば待ち合わせや雑談などで大勢の生徒たちで賑わい、情報収集にはもってこいの場所だった。 とそのとき、エリスの視界の端に、黒い長髪の少女が建物の外へと出ていくのが見えた。 青みがかった豪奢なロングドレスは学園の校舎で着るには違和感がありすぎる。 だが、周囲の生徒たちはその異物を気にも留めていなかった。 まるで、"そんなもの最初からいなかった"かのように。 (今のって……) エリスの思考は、目の前を特徴的な髪型の少女がものすごい勢いで横切ったことでかき消えた。 少女は通り過ぎた…かと思うと踵を返して戻ってくる。 「あれっ?エリスさんと那岐くんだー」 エリスのルームメイト、夢宮ありかだ。 そのありかに那岐が気さくに話しかけた。 「やあ、ありかちゃん。相変わらず元気いっぱいだね~」 「二人とも知り合いなの?」 「はい!那岐くんとは同じクラスなんです」 「あと、舞衣ちゃんの弟くんも一緒かな」 「偶然だね~」 「ですよね~。あっ、偶然と言えば…」 エリスとありかは那岐そっちのけで雑談に花を咲かせていた。 「あれ?ちょっ、ふたりとも……ま、いいか」 女の子はみんなこんなものなのです。 「なんだか楽しそうな話をしているね」 「!!」 そんな三人の後ろから、黒い制服を着た男子生徒が声をかけた。 「あっ、黎人さんこんにちは~」 「こんにちは、ありかさん」 「えっと…」 エリスが居心地悪そうにしていると、男子生徒は整った顔に人当たりの良さそうな笑顔を浮かべた。 「ああ、ごめん、挨拶してなかったね。僕は三年の神崎黎人です、よろしくね」 「二年に転入した志宝エリスです」 「黎人さんは生徒会長さんなんですよ」 「生徒会長?」 「まあ、そういうことになってるよ。実際は何でも屋みたいなものだけれどね」 そういえば、なにやら周りから黄色い声援が聞こえていた。 なるほど、この見目麗しい生徒会長はやはり女生徒の覚えがいいらしい。 それから小一時間ほど神崎を交えて会話が、好青年風の見た目に違わぬ紳士的な態度だった。 「ん?ああ、そろそろ行かないと。じゃあまたね、ありかさん、エリスさん」 神崎黎人が去った後、いつの間にか姿を消していた那岐が現れ呟いた。 「僕…あの人嫌いだな」 「えっ?」 「何でもない。さ、他のところも回ってみよう」 「う、うん」 それ以上、那岐が神崎黎人について言及することはなかった。 窓から射し込む陰り始めた茜色の光が、人気のない廊下を一層もの悲しいものとしている。 半日、エミュレイターの痕跡を探して歩き回ったが、成果は芳しいものではなかった。 「やっぱり、私の考え間違ってたのかな…」 空振り続きで落ち込み気味のエリスがポツリと呟いた。 前を歩く那岐が事も無げに、 「そんなことないと思うけどなぁ」 と言って、校内図に調査済みのばつ印を付けた。 「ここからは手分けして探そう。エリスちゃんは保健の陽子センセーに、おかしな症状を訴えた生徒がいないか聴いてきて。僕はもう少し校内を回ってみるから」 エリスはうつむいて何も答えない。 「どしたの?」 「……こんなことしててほんとにいいのかなぁって思って」 那岐がにやりと笑う。 まるでいたずらを思いついた子供のように。 「そうだねぇ、柊蓮司や緋室灯っていう花形ウィザードの活躍に比べれば、こーいうのは地味な仕事かもね」 「あっ、そ、そういう意味じゃなくて…」 「僕たちはできることをやるだけ、違う?」 「……うん」 「じゃ、保健室の方は任せたから」 那岐はてくてくと遠ざかっていった。 「そういう症状の子は来てないわ」 保健室。 自らも"HiME"である鷺沢陽子が名簿らしき物を見ながら答えた。 「そうですか…」 「ごめんなさいね、力になれなくて」 「いえ…ありがとうございました」 エリスはそう礼を言った後、引き戸に手をかけて保健室を辞した。 エリスが廊下に出たところで、ばったり担任の斉藤朋子に出会った。 気さくで年が近いからか男女ともになかなか人気のある教師だ。 エリスもまだ二日しかたっていないが、クラス担任だけあってそれなりにお世話になっている。 「あっ、志宝さん、ちょうどよかったわ」 「先生?どうしたんですか?」 「ちょっとあなたに話があって探していたの。一緒に来てくれる?」 「あ、はい」 エリスは誘われるまま、屋上へと足を踏み入れた。 すっかり太陽も沈みきり、辺りは夜の闇に包まれている。 ← Prev Next →
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/97.html
カスケ:さて、シャノンよ。 旅を続ける決意をしたならば、儂は、そなたにちょいと問いかけをしよう。 なに、おぬしに損はない。どちらかというとおぬしが一方的に得をする。 儂は、ひとつだけ問いを投げかける。 おぬしは、それに何度答えてもかまわん。期間も無期限じゃ。 違っていたら違っていたと告げる。 正解なら正解と告げる。 他者に知恵を借りても良い。相談しても良い。 ただし、回答するときは儂以外の人間がいない場ですること。(※ メタ的に言うと、チャットではなくメールやメッセージでのやりとりをするということです) 正しい答えを儂に返すことができれば、儂はおぬしに、「メルリースについての真実」をすべて語ってやろう。 虚実はいっさい交えん。なにもかもすべて教えようぞ。 もちろん、他者とも情報共有するがいい。なんなら皆の前で話してやる。 儂が語って足りぬ部分は、質問すれば、余すこと無く答えよう。普段のように茶化したりはせぬぞ? さて、問いかけをするかのう。 『 メルリースとは 何ぞや? 』 この問いには、数多くの「正解」が存在するじゃろう。 しかし、そこは「シンパシー」というゲームのルールを採用でいく。 儂が「これが正しい」と思う答えと、まったく同じ答えができたら、それが正解じゃ。 それ以外は、『儂にとっては』正解ではない。 儂は、今思っておる答えを変えることはないし、これまでもこれからも、未来永劫変わらん。 絶対の、ひとつの答えだ。 さあ、シャノン。 何ヶ月かかってもよいぞ? 儂の問いに、答えられるかのう? シャノン:メルりんについて、ですか…。 いっそ魔術師の名前だとかだったら気が楽なのですかそうでもなさそうですし、正直に言えば、答えにたどり着けるかも怪しいですが努力してみます。 私は、こう言うと被害者の方には申し訳ないのですが、メルリースが完全な悪には思えないのです。 パンドラの箱のようにも見えるというか、神のような存在かまたは作られた存在なのか…。 時間は掛かると思いますが、自分なりの答えを探して、何度も挑戦しようと考えています。 今はまだこれだけしかお答えできなくて申し訳ございません。 カスケ:『メルりん』!?Σ これはこれはまた、面白い呼び名をつけたものよ。新鮮じゃわい! なんとも可愛らしいのう(笑) 『魔術師の名前』なら、なぜ気が楽なのか。 まあ、どうやら儂に「回答」したのではなさそうだから、意見だけ言おう。 儂なら、『魔術師の名前』なら恐ろしいぞ。 そんなものが、ここまで大きくなるには何かの要因が隠れているに違いないじゃろうからな。 被害者に申し訳ない、か。 ほっほっほ、何がメルリースかもわからないのに、被害者が誰かもわからぬのう。 おぬしが何を被害と見なしているのかわからぬが、その被害は、メルリースが起こしたという、なにか確証があるのじゃな? 違っていたら冤罪じゃなあ。 おぬしが被害者としたモノに対しても、失礼なことじゃて。 『パンドラの箱のようにも見えるというか、神のような存在かまたは作られた存在なのか』 ぼそぼそ呟いておらず、それをそのまま儂に「回答」としてぶつけてみい。 正解ではなくとも、儂の返事が新たなヒントとなるやもしれぬ。 正解ならもうけものじゃしな! 儂は、何度答えても良いと言った。 この問答に、失敗はあり得ぬのじゃよ。 おぬしは何にも囚われんでよい。 おぬしという存在が、倫理も情も絡めぬおぬしというモノとして。 ただ、脳細胞を巡る英知のしずくに従い、なんとでも答えるがよい。 答えが出なくてもかまわぬのだ。 ま、肩の力をすーっと抜けい。 ああ、ひとつだけ先に言っておく。 儂は『メルリース』じゃ。カスケという存在は間違いなく『メルリース』。 しかしそれは、儂の求める答えと『違っている』。 …何かヒントになったかのう? シャノン:名前というものは使い方次第でかもしれませんが、気にしないで下さい。 まあ、確かに冤罪という事もありますが、サニーチップでの出来事は『メルリースのしずく(仮)』だと言われたので、そこのかたがたからすれば、ということです。 しかしそう言われると更に悩みますね。 ここからは質問です。 あなたはご自分もメルリースだと言いました。 エティックさんも同じことを言っていました。 ならば、他の短剣に宿っていた方々も『メルリース』なのでしょうか。 カスケ:ほう? サニーチップで何かあったか? ……ふむ。『しずく』が降ったか。しかも広範囲で各地に…。 あまり時間がないということか…。(一人考えている) 質問、確かに受け取った。 儂は自分をメルリースと言った。それは確かじゃ。 エティックも同じことを言っていたか。そうか…。 で。 『他の短剣に宿っていた方々』と言われると、儂は、 「まず、短剣に宿るという部分の真意、あるいはメカニズムを教えよ」 と、問いたくなるなあ。 儂はその短剣に宿っているかと聞かれれば、否。 他の者に関しては、他の者に直接聞いた方が手っ取り早いような気がするぞい? そして。 『これはメルリースかどうか』という質問は、『これは正解ですか』と聞いている様なものだと思うのじゃが、それはずるっこではないのかのう?(失笑) シャノン:……Σ あ、そうですね。 すみません。 では、質問を変えます。 あなた方を作った(?)方はエティックさんと知り合いですか? その魔術師の方が短剣を作られたのでしょうか? カスケ:ほっほっほっほ。 いくらでも質問するがいい。 儂らを作った方、とな? ふうむ。 『悪意とエゴと権力欲と選民思想と小心者の考え』ではないかのう? エティックはまあ、まったく知らんとは言えんと思うが、現在においてはその記憶はないじゃろうな。 永遠に思い出さなくていいと儂は思う。 短剣はのう。 『自然発生』したのじゃ。 半ば偶然の産物か? まあとにかく、誰一人として、作ろうとして作った訳ではないじゃろう。 しかし、出来てしまった。 要因はいくつもある。ひとつには絞れんな。 で、魔術師とは誰のことを言っておるのか、はてさて? シャノン:ありがとうございます。 質問ばかりですみませんが…。 あなたの言う、(エティックさんがその記憶を)永遠に思い出さなくていいと思うという理由はなんですか? エティックさんの胸にいるものは、意思を持った…なにか呪いというか生き物かなにかなのですか? 短剣が出来た要因の中で、1番大きな要因はなんですか? 魔術師とは…(短剣の中の人の名前がわからない事に気づきました) シルバーブルーさんたちを名づけられた方と、エティックさんの魔術の師匠は同じ方でしょうか。 それかその二人は知り合いだったりしますか? カスケ:ほうほう。 問いかけ方が、ポイントを絞り込んだものになってきたな。 それでよい、それでよい。 人間同士の会話で誤解を生む一番の原因は、目的が相手に伝わらず、誤解されたり、内容が改変されて受け止められることじゃ。 儂はそれをわざとやっておるが、それは人生の練習として決して無駄にはならんぞ。 『エティックがそれを永遠に思い出さなくていい』という理由。 メリットがないからじゃ。 そうじゃな。 事故に遭ってひどく痛い思いをしたとしよう。 事故に遭ったという認識は必要じゃが、事故当時のことをつぶさに詳細に、何もかも思い出す必要はあるかいのう? むしろ、永遠に思い出さない方が楽に生きられはしまいか? 『エティックの胸にいるもの』……。 むう。これは、答えにくい問いかけをされたな。 意思を持っているかといえば、そうだとも言える。そうでないとも言える。 呪いかといえば、そうだとも言える。そうでないとも言える。 生き物かかといえば、そうだとも言える。そうでないとも言える。 YESかNOでは答えられぬ問いじゃ。 『短剣が出来た要因の中で、1番大きな要因は』 「無知から生まれた恐怖」じゃよ。 ブルー達の名付け親と、エティックの師匠は別人じゃ。 当時は、魔術師という存在は、自然と伴にある魔術を行使する者、ドルイドに近い存在であった。 生まれつきの素養なくしては絶対になることはできぬし、修行の最中に大半は命を落とす。 「魔術師」を名乗ることができたのは、ごくわずか。 魔術師同士が互いを知らぬはずはない。 だいたい、あの御人が、エティックを託したのじゃからなあ。 厳しくも善なる魔術師だったのじゃろう。エティックの師匠はな。 同じ魔術師であっても、ブルー達の名付け親では、エティックに術を教えることはできなんだのじゃよ。 それはもう、絶対の理由でな。 シャノン:…楽に生きられるかもしれません。 でも、私だったら、思い出す方を取りたいです。 其れも含めて自分ですから。 でも、カスケさんの言われた事を否定するわけではありません。 エティックさんのことを思いやっての考えに感じたので。 質問の続きですが… エティックの胸にいるものはマユラさんの痣と同じものですか? その2つは同じ人か、ものか、どちらにしろかけた方は同じなのですか。 同じ魔術師であっても、シルバーブルーさんたちを名づけられた方では、エティックさんに術を教えることができない絶対の理由とはなんですか。 エティックさんの師匠である方が、シルバーブルーさんたちを名づけられた方へ彼を託したのは何故ですか。 それはエティックさんのことを『忌み子』だといわれた事に関係しますか。 古代王国があった、まだ平和な時にカスケさんや…あの、ライオン(名前が出ない)のかたがもっと小さい頃に一緒に過ごした人たちは、現在の王家の元になったとか、そういう方ですか。 もし、メルリースを倒したとして、そうしたら、エティックさん、ヘリオスさんは死んでしまうのでしょうか。 1度死んでいるのだから、この表現はおかしいかもしれませんが、本当の死を迎えてしまうのですか。 それから、回答とは言えないかもしれませんが、とりあえず。 エティックさんのした事から始まって、世界を、人間を憎んでいる存在に理由はともかくそれに深く関わっている方々の事を、メルリースと呼ぶ、または名乗っていられるのではないでしょうか。 世界を、人間を憎んでいる存在がメルリースで、でも初めからそうであったとは思えないのです。 出来ればまたあの温かい日々を、とエティックさんがメルリースへ望むのなら(エティックさんだと仮定して話しています)、かつてそんな日が存在したと思います。 メルリースはエティックさんにとって、とても大切な存在で…。 メルリースは神に近い力を持っていると思います。 けれど、何故か、小さな子供にも思えて…。 他の方が言う『メルリースを倒す』に現状では賛成することが出来ないのです。 憎む事になった理由も分からずに、こうなった原因はと言うのはちょっと、納得できないです。 結局、メルリースは何かといえば、神といわれる存在と同じような力を持った、かつて愛された分憎しみを抱いてる、子供みたいに純粋な存在かなと思います。 だから、関わった人によって、見方が変わるというか、人の行動を心を映す鏡のようにも感じます。 カスケ:シャノンは、思い出す方をとるか。 それは、やはり人それぞれの答えなのじゃろうな。 儂はエティックではない。エティックが望むものこそが真。 儂のお節介も過ぎたるものよ…。 『エティックの胸にいるものはマユラの痣と同じものか』 シャノン、おぬし、本当に儂の問いに答える気があるのか? 単に、儂しか答えられなさそうな、気になっておることを尋ねておるだけではあるまいな? まあよい。さて、質問への答えじゃ。 同じではある。しかし、違ってもいる。 同一とは言えぬ。しかし、別物とはできぬ。 そうじゃな。簡単な言葉を使おうか。 それは『メルリース』じゃよ。 ほっほっほっほっほ。 『同じ魔術師であっても、エティックに術を教えることができない絶対の理由とは』 あの御人は、厳しさが足りなかったのじゃ。 魔術師になるには、死を覚悟せねばならん。 鍛える側も、殺すかも知れぬという覚悟がいる。 優しすぎる魔術師は、自らの苦痛には耐えられても、それを他者に与えるのは耐えられなんだのじゃ。 エティックが『忌み子』とされるのは現在であり、過去の事象ではないと儂は思っておるぞ? 「古代王国があった、平和な時」? 古代王国時代が、なぜ平和じゃと? 真に平和なら、古代王国は永遠であり、滅びなどしなかったのではないか? ああ、ライオンの名はフレイムソニアじゃ。炎の獅子…トウガラシとでも覚えてやれ(笑) 『メルリースを倒す』か…。 さあのう。どうなるやら。 儂は、そっち側の考えにまったく興味が無い。 倒すという意味すら解らん。 シャノン、馬にでも聞いてこい。 ん?やっと回答する気になったか?(嬉しそう) 随分と長いのう…(^_^;) それだけ長々と言えば、正解の部分も存在するであろうよ。 しかし、間違った部分も同程度に存在しておるなあ。 そこをもっと絞り込まねば、儂は正解も不正解も、何も言えんぞい? 『神といわれる存在と同じような力を持った、かつて愛された分憎しみを抱いてる、子供みたいに純粋な存在』 だから、それはいったいなんじゃと問うておるというに(大笑) それは回答ではない。おぬしの推測じゃよ。 シャノン:そうですね。 それはその人自身が決める事だと思います。 簡単な言葉だと、そうですか。 エティックさんの短剣の模様とメルリースのしずく、と呼ばれたものが似ていたので、なにか関係があるのかと思っただけです。 気になったことをどうせ聞くなら、私なら真っ先に『リーリア様の年齢はいくつか』と聞きますよ。 ギルドで話題になっていたので…非常に気になります。 いえ、一部の方と短剣をあわせたときに見えたものが、平和そうに見えただけです。 永遠に平和というのは、其れこそ難しい事ではないでしょうか。 どんなに高度な技術や魔術を持ってもいても。 変わり続けるものを、止めてその日々を繰り返させない限りは…そんな気がします。 ああ、フレイムソニアさんですね。 あまり変なあだ名をつけるのはどうかと。 いっそ自分にも何かあだ名でもつけてあげると良いと思いますよ。 それに、シルバーブルーさんは、〆て食べますといっても口を割らないような気がするので難しそうですね。 …回答は、自分でも長い、微妙と思ったので、反対に言葉少なに返事をされると凹みますね。 分からない事を具体的に回答するというのはとても難しいですね。 回答…。 この世界そのものとか? この世界と同時生まれて世界を作ったものとか…曖昧かもorz カスケ:エティックの短剣の模様と、メルリースの『しずく』と呼ばれるモノか。 深い関係がある。というより…。 まさに『それ』が紋様化したのじゃろうなあ。 リーリア…小娘の年齢か? 300は超えておるはずじゃが。 しかし、肉体の年齢は11歳で止まっておるはずじゃ、初潮すらあやし(見えない何かに殴られてゴムマリのように転がっていった) 「平和そうに見えた」…か…。 それは平和と言うより、幸福と言うのかもしれん。 人は、たとえ平和でなくとも、幸福を感じることが出来る希有な生き物じゃ。 『永遠に平和』というのは、確かに矛盾しておるかもなあ。 人間が統治するという上にて、継続するという意味で儂は言ったが、それは確かに『永遠に平和』とはちと違うか。 そうじゃなあ。 存在するとすれば、『過去の思い出』。 それは永遠に変わることない平和じゃろう。 かっかっか! 変なあだ名と言いつつ、一発で覚えたじゃろう! おぬしの記憶の手伝いをしておるのじゃ、礼を言わんか、礼を(笑) 先に言うたと思うが、儂はブルー、ソニア、フォルトの名前を、キラネームとは言ったが、悪い名だとは言っておらんよ。 愛が籠もり、意味が籠もり、呼ばれるだけであの御人を思い出す、深き深き、いつくしみの名じゃ。 儂の名も、もしかしたらそういう類いであったのかもしれんな。 まあ、自分の名のことは、よく知らんのじゃが。 シルバーブルーは、馬肉にすると言っても口を割らんだろうが、メルリースを貶めるぞとか脅せば何か言うかもな? まあ、上記は例えだ。やめてやってくれ。 つまり、何事も駆け引きじゃよ。 『この世界そのもの』 『この世界と同時生まれて世界を作ったもの』 うむうむ。皆、そこを通ってそしてまた悩む。 おぬしは一人ではない。 王子も同じことを儂に問うた。皆、行き着く思考は同じというわけじゃ! 実はな、間違ってはおらぬ。 それもまたメルリースなのじゃろう。 しかし、『儂の答えとは違う』。 シンプルに答えよ。シンプルにじゃ。 真実は、得てしてあっけないものなのだぞ?」 シャノン:部分的にお返事しがたいのですが…(リーリア様の話のときの様子などを思いつつ) でも、他者を利用するために自分が知らないもの(ましてや相手にとって特別そうなもの)を貶めるのは無理かなと思います。 みなさん同じところをというのは面白いですね。 回答です。 メルリースとは何か。 母親とか肉親、兄弟(姉妹)みたいな存在。 またはただの人間、でもあの絵は少女だったから、ただの少女。 カスケ:ほほう。 今回はそこそこ絞り込んできたな? 『母親とか肉親、兄弟(姉妹)みたいな存在』 この答えは、つまりは『家族』ととらえていいのかのう? それとも、もっと概念的なものかのう? それとも、『誰かにとっての』という言葉が頭につくのかのう? 『ただの人間』 これはまた、シンプルすぎてぐうの音も出んわ(笑) 今までこねくり回したのはなんじゃ、と言いたい。 ただの人間はただの人間じゃな、儂がひねた解釈すらできん! 『あの絵は少女だったから、ただの少女』 これは、上の答えと繋がっているのか、それとも分離されているのか。 儂は分離ととらえた。かまわぬか? 『ただの人間』は、数多におるものの総称でもある。 しかし、『あの絵は少女だったから、ただの少女』というのは個人特定じゃ。 さて。 どれが正解だと思う?英知の者、運命に選ばれし薔薇の使徒。 この3つの中に、正解はある。 シャノン:1番最初のは、『誰かにとっての』のほうです。 …自分で言った言葉をそのまま質問として返されるのはなんだか複雑な気持ちですね。 でも、私は無知ですし、英知の者と言われるに値しないと思います。 あと最後のも…もしかして、そういう風に呼ばれることに違和感とか微妙な気持ちになるのを分っていてわざとなのでしょうかorz 回答です。 ただの少女、で。 カスケ:ほっほっほ、こう返されるとは思わんかったか? なら儂は楽しいのう。 意外性というのは、いつ何時でも最高の娯楽じゃわい! おぬしが儂に枕詞で呼ばれ、おぬしがどういう気持ちになるかは知らんが、それが真実じゃから仕方ないじゃろうて。 おぬしは事実、こうして英知の部位を背負っておるのだし、かの民の血も影響しておるのは違いない。 かの民は、メルリースと無縁ゆえに、中立でいられる。 おぬしは様々な意味で、剣と共鳴するに値する存在だったのじゃろうな。 さて。 返事をしよう。 シャノン。正解じゃ。 『ただの少女』 これがメルリースの真実。真にメルリースを示す言葉。 だがな。 今までに儂に問いかけた言葉、それらもすべて、メルリースで間違っておらんのじゃよ。 最初に言ったじゃろう。「シンパシーのルールを採用する」と。 儂が答えと思うものがそれであったというだけじゃ。 メルリースは… 風の中にも、塵の中にも、あるのじゃろうよ。 さあ。 長い昔語りをしようか。 ゆっくり流し聞きするがよい。 内容の質問は、あとでゆっくり受け付けるぞい?
https://w.atwiki.jp/matatsuke/pages/32.html
口コミ・感想・掲示板 その13 学生です。そうですね、でもほんと、岩波先生のように「自分はこうだ!!」と生きられたらいいとも思うけど、 実際周りのみんなにとても助けられて、あたたかい気持ちをもらって生きられているのだから そのことは忘れずにいようと思います。 極端な書き方をしてしまいましたが、飲み会も、出たいと思ったら参加して、 今日は呼吸に専念したいと思ったら休んで、というふうにそのときの気持ちに臨機応変に対応していこうと思います。 あまり極端になりすぎずに、みんなと楽しい時間も過ごして、そこから人間関係なども学びつつ、 呼吸にも自分なりに精いっぱい専念していきたいと思います。 いろんなご意見ありがとうございました。 -- 名無しさん (2009-12-29 13 33 32) 僕も皆さんの書き込みに感化されました。 やはり自分本位で生きる方が後々良いのかもしれません。 今まで人に振り回されながら生きてきましたがやっとその悪癖から 脱出できそうです。 もし集団で生き様や日常のアドバイスが聞きたいと思ったら 率直に聞いてみます(笑) -- 巣釜 (2009-12-29 19 32 19) 人の意見をよく聞いて行動しても、しなくても、自分が主体的であればそれでいいと思う。 主体的になっている自分ほど、好きになれる。 主体的に行動していると、自分自身に満足して、今度は人に愛を与えたくなる。 だから、自分の意見や感情を主張し、エゴを充たしていけば、絶対 人への気遣いの余裕が出てくる。本当の優しさはそこにあると思う。 岩波先生はエゴを充たせと言ってるけど、「エゴを充たした後、必ず人に気遣いできるようになる」 と言ってました。 「エゴを充たせないくせに、自分を殺して、相手のことばっかり気遣っていると当然悩むよ」と もいってました。後者は何にも拾いものがないばかりか、相手からも感謝されないことが多いし、 最悪だと思ってます。自分を押し殺した結果がマイナスの感情だけ。 許せない気持、嫉妬が増すというのが自分の人生だったし。 だから、先生みたいな人がたくさん増えたとしたら、逆に妬みが減って 暮らしやすくなると思います。あくまでこれは僕の意見ですが。 -- 玉造筋太郎 (2009-12-29 19 44 39) もし先生みたいに図太い人が世界の中心となれば すごい世界になりそうですね(笑)面白そうです。 僕自身が抱えている強い抑圧も減るし。 やはりエゴを何処でも赤の他人だろうが誰だろうが通せる位の 図太さを先生は持っていますし、 僕もその人になりたいと思います。 -- 巣釜 (2009-12-30 01 27 07) 弱い呼吸と強い呼吸、どっちが効率が良いと思われ ますか。 -- 名無しさん (2009-12-31 17 01 31) やはり強い呼吸ですかね。 ただダラダラと惰性でするよりもいかに意識が飛ぶように 馬鹿になってやった方がよかったかも。 -- 巣釜 (2009-12-31 18 10 21) いつもこの掲示板みて勇気をいただいています。 今年もよろしくお願いします。いくつか皆様に質問させてください。 ストレッチってどんなストレッチがいいのですか? 電車の中などで弱い呼吸ができるって記載されていますがどのようにするのでしょうか? -- 名無しさん (2010-01-03 06 55 53) 集団って何時間くらいやるんですかね?九州から東京に行くんで、交通機関の予約時間の目安を知っておきたいんですよ。どなたか教えてください! -- 名無しさん (2010-01-04 13 35 44) 集団は12時から始まるのが多いですよね。終わりは今までの経験で18時や20時と、集団の人数やそのときの状況によって違いました。 でも自分で好きなときに来て好きなときに帰れるので大丈夫ですよ。何時までいないといけないって法則はありません。 遠方の方々は飛行機などの時間に合わせて帰っているようです。 -- 名無しさん (2010-01-04 17 38 19) ありがとうございます!結構ラフな感じなんですね。前の口コミで深夜までやってる人もいたって書いてあったので、22時くらいまであるのかと思いましたよ。じゃあ自分も途中で抜けさせてもらお。 -- 名無しさん (2010-01-04 19 54 56) 4つ上のかた、ストレッチは、先生にお願いすると、ストレッチ方法の紙を印刷してくれますよ。 体全体をほぐすために、普通にスポーツをする前にするようなさまざまなストレッチをします。 ストレッチ方法にこれといった決まりはないので、普通に体のいろんな部位の節々がのびるようなストレッチを、ネットとかで検索してやってみてもいいかと思います。 体を柔らかくするためにヨガをしたり、水泳をしたりされてる方も中にはいらっしゃるみたいです。 弱い呼吸を電車の中でやるやり方は、私の場合、先生の弱い呼吸CDをIpodで聴きながら、 鼻から吸って、口からゆっくり吐く、を繰り返しています。目は閉じて、できれば席に座って。 でも、立っていてもできますよ。吊革につかまってやっています。 最近私は暗示がじょじょに浸透しだしていることを感じています。 まだまだ視線恐怖の症状はありますが、言いたいことを言えるようになってきたし、 覚悟の面も少しずつ決められるようになってきたように思います。 自宅で止める呼吸をした後に入れる変性意識も、少しずつ長くなってきました。 先生の言われた言葉「毎日コツコツ呼吸を積み重ねるしかないんだから、焦るなよ」という言葉が 実感をともなって胸にしみる今日このごろです。 今年の抱負は、今年中に克服することです! -- 名無しさん (2010-01-05 10 38 05) 呼吸を終えた後、これまでにない変性意識を味わったのですが、その後ずっとみぞおちのあたりに違和感がある状態と軽い吐き気が続きます。 これはどういう事なのでしょうか -- 名無しさん (2010-01-05 11 31 12) 体がまだ少し固い人は(ゆるみきってない人は)、変性意識の後に 気持ち悪さを味わいます。 私も体が固かった数ヶ月前は、先生に変性意識に入れていただくたびに 車酔いのような気持ち悪さを味わいました。 でも、じょじょにその気もち悪さもなくなっていくと思います。 順調に進んでいると思いますよ。 -- 名無しさん (2010-01-05 12 18 01) 皆さんにお聞きしたいことがあります。暗示の効果的な聞き方を教えてください。ある方のブログには、魂で聞く、感情を込めて、自分をだますつもりで、など書かれていました。 暗示を聞くとき気持ちを込めて聞くということでよいのでしょうか? またそのときはリラックスした感じでで聞くのか、それともぐっっと体に力を入れて聞くほうが良いのでしょうか? 少し分からなくなり、整理したいので教えてください。 -- ROK (2010-01-05 18 51 36) はじめまして。視線恐怖で岩波先生の所に通っています。 私も皆さんに聞きたいことがあります。 大学を中退した方はいますか? 中退した方は周りに(特に、親戚や友だちに)なんと理由を話していますか? 私は、家族以外には中退した事を明かしていなくて、卒業したと思われています。 話しの流れでそのことを聞かれないか不安です。 また嘘をついている事に罪悪感を感じます。 正直に話したとしても、やめた理由までは言う勇気がありません。 でも内緒にし続けずーっと嘘を突き通して生きるのは 続けるのは心苦しいです。 どうすればいいか、いつも心にひっかかています。 皆様の意見・実体験が聞きたいです。 -- はな (2010-01-06 01 45 27) 私は高校を中退しましたが、人に聞かれたときは「そのころ家庭がゴタゴタしていて 私も精神的にまいってしまって、高校もいけなくなって中退した」と話していました。 「卒業した」とうそをつくと、そのたびになんだかさらに自分の中の悩みが深まってしまったので できればうそはつかないほうがいいと思います。 人と素直に話していると、みんなそれぞれに自分の暗黒時代のようなものを持っている人も多いということが分かってきましたし、 中退したからといって白い目で見てくるような人はいませんでした。 私はその後親友や彼氏などに正直に自分のことを話してあたたかく受け入れてもらう経験をしてから、 けっこう周りの人々に正直に自分の精神的病気のことを話せるようになってきました。 正直に話す→受け入れてもらう、の繰り返しを通して、人に話すことに慣れてきて、こわくもなくなってきて、 人に見せる自分と、自分の中にいる自分のギャップがどんどん少なくなってきています。 -- 名無しさん (2010-01-06 06 27 24) 暗示の聴き方ですが、最初は力を込めて、自分の内部にたたき込むような 感じで。 変性意識状態になってきたら、暗示に身を任せる感じで聞いています。 どちらにしても、できる範囲で集中して、心だけは魂を込めて 聞いています。 別に体に力が入って聞いてもいいと思います。 全身に力を込めて聞いていくと、変性意識状態に入りやすくなりますから。 体に力を込めて聞くといいというよりも、そういうときって、バカになりきれている時 だったから。 呼吸をしながら聞いてもいいと思いますし、しなくても脳の条件付けができていたら、 意識も変容していくので、しっくりする方法で聞いた方がいいと思います。 -- 名無しさん (2010-01-06 13 24 53) 中退の件ですが、自分で思っているより人はあまり気にしません。 自分が恥ずかしいと感じているだけなんです。 -- 名無しさん (2010-01-07 11 46 08) 最近、強い呼吸をしてから、のけぞって息を止めると 一瞬眠っていたような感じになり、体もしびれます。 これは、良いことでしょうか? これは、変性意識の入り口なのでしょうか? 先生に入れてもらった時は、長い時間、意識が無くなっている 感じがします。。 -- 名無しさん (2010-01-07 23 39 17) それでいいんだと思います。 深い体感の場合、時間が長く感じられるし、更に進化すると、 時間の長短関係なくなりました。みんなそういう感じで深まっているみたいです。 -- 名無しさん (2010-01-08 01 16 48) ↑ 時間の長短関係なくなりました。 とありますが、どんな感じなんでしょう??ちょっとでも教えてください 変性意識についてはみなさんワードが当てはまらないようなので今回もそうかもしれませんが 変性意識について 興味と不安と期待がたくさんあるので、少しでもわかりたいのです。 -- 名無しさん (2010-01-08 05 21 50) 上に書いたものです。 変性意識状態にも段階があって、先生に誘導された場合、今のは長かった! と感動する時があると思います。 更に進むと、今のが長い、短いという時間間隔よりは、深い、スゴイ!という体感度合いの方が印象に残るように なるという意味です。 自力でつくりだす変性意識状態だと、気持ちいいとか、宇宙遊泳的なものとか、そういう感じだと思います。 人によって違うのはもちろんですが。 -- 名無しさん (2010-01-08 18 08 23) ありがとうございます。 体感していないのでよくわかりませんが、どうすごいのか、ぜひ体感できるようがんばります 表現よくないかもしれませんが、先生がSEXよりすごいっていっていた SEXよりすごいものってどんなもの?なんだぁ と 自分も呼吸がんばります -- 名無しさん (2010-01-08 20 35 12) 前に暗示の聞き方を聞いた者です。 返答していただきありがとうございます。これにより自分の甘さにきずきました。結果が出なかったのは中途半端な自分がいることに気付けました。 気付けて本当に良かった。近くの第三者にも指摘されました。やはり気持ちが一番大事ですね。もう、うまい下手関係なしにとにかく本気でやります。 -- ROK (2010-01-10 17 20 30) はじめまして 自分は兄弟が原因で対人恐怖症になりました。 兄弟とは仲が悪く 極端に嫌いで態度が嫌いで こうはなりたくないというプライドがあり それから 兄弟に怯えて 自分を出せなくなって防衛して生きるようになりました。 兄弟の反応を一々チェックして状況判断をしてしまい今まで、できていた自己主張もできなくなりエゴも本能も充たせなくなりましたこの神経症 対人恐怖症にならざるをえない環境 状況をなんとか脱したいです 対面して堂々としたいし、その中で自分のエゴも充たしたい 三年もこの状況なので この行動をすることは覚悟しろリスクをとりたいんですが不安だし恐怖です勇気いります 神経症克服プログラムで リスクをとれる覚悟をとれる自分になりたいです 予約は難しいでしょうか? -- 名無しさん (2010-01-10 17 39 55) ありがとう??? -- 名無しさん (2010-01-10 18 13 36) 兄弟が原因で対人恐怖症になった方、先生のホームページから連絡されてみたらいいと思いますよ。 予約とれるかどうかはここでは全くわかりません。 でも本気だということが伝わればきっと大丈夫なんではないかと思います。 がんばって伝えてみてください! -- 名無しさん (2010-01-11 00 16 42) 本当にありがとうございます 感謝してます -- 名無しさん (2010-01-11 11 18 15) いつもサイトから勇気をもらっているものです 呼吸がなかなか継続できずに(自分で仕事だ、なんだかんだと理由をつけているだけなんですが)、今日は呼吸をするために1人になっています。 今から30分連続呼吸をしてみようと思います(まだ未経験なので) できるだろうか、という不安ではなく「やる」 ちなみにいつもの呼吸は30回していきとめる を5回程度のものです 邪念がすくないときは変性にいけますが毎回ではありません 勇気をもつためにこのサイトをその1からみて勇気をわかせました では fight -- 名無しさん (2010-01-11 13 53 58) 30分連続呼吸はできませんでした でも、100回呼吸して-とめる-ひたる-(これで約10~15分) を繰り返し、3回目のときに弱い呼吸に替えてみたら、とても不思議な感覚で奥にはいるような、最後は寝てしまったのか、気を失っているのか、はっとしてわれに返りました。 あたまはスッキリ。 今までとは違ってゆっくり浸れました(でも宣言してから1h弱なんて何時間もしている人はすごい) 今3時まえなのでもうワンセットやってみようと思います。fight -- fight (2010-01-11 14 51 49) 今回は30分で終了。150回呼吸-とめる-ひたるを2セットですが、自分なりにとても満足してしまったので・・・ 岩波先生にしていただくような感覚を2回ともできました。自分だと割りと浅めなので、自分で深くいけたのに満足 でもきっと満足しちゃいけない、といわれるのでしょう まだ、全身がびりっとしているので弱い呼吸で30分ひたります では fight PS.こうやって個人ブログのように書き込んですいません。でも書くことで自分に言い聞かせができています 個人ブログでは仲間が見てくれないので、ここは誰かがみてくれている 一人じゃない という安心感があります fight -- fight (2010-01-11 15 32 38) まだ初心者の者です。今日は家族が誰もいないから、邪魔されずに5,6時間いけるかななんて思ったけど・・・呼吸が続かない(汗)休み休みやってます。 先日初めて集団に参加しました。先生が強く搾り出す呼吸がいいと言っていました。自分はまだまだ身体も硬いので中々出来ませんが、ストレッチをやりながらあきらめずにやっていきます。 次は3月です。今でさえこんな状態ですから、道のりは長いですが、少しでも上達するよう頑張ります。 -- 名無しさん (2010-01-11 15 52 41) fightさん。謝らなくてもいいですよ。 こちらも励みになります -- 名無しさん (2010-01-11 17 57 14) 呼吸は自分との戦いだと痛感しました。 自分は暗くて、一人で、なんて環境をつくらないとだめだ。でも今日はなかなか充実。終わった後すっきり感があり頭がクリアな感じ 皆様、あと1つ上の方 ありがとうございます。これからもいろいろ自白しながら自分を高めさせてください。追い詰めたことがこの性格だと思いますが、呼吸は追い詰めようと思います。でもって楽しもうと思います have a fine! 今夜は弱い呼吸しながら寝てしまおう。それくらい頭が気持ちいい -- fight (2010-01-11 19 46 53) 先日先生にめちゃくちゃ深い状態に入れていただいてから、自宅で弱い呼吸をしていてもすぐに心地よい状態に浸れるようになりました。 弱い呼吸でも今までより深いなんともいえないぼわ~んとした状態に入れるようになっているので 今夜は強い呼吸を頑張ろうと思います。 本当にめちゃくちゃ深い(そして時間的にも今までとはケタはずれに長い)状態だったのに、 先生曰く、「めちゃくちゃすごかっただろう。でもこの何万倍もいくよ」とのこと・・・。 この何万倍って、地球を突き抜けて裏側に出てもまだ足りなそう!!笑 あの状態よりも何万倍もいったら、そりゃあ暗示も定着するしかないと思います。 希望がまた持ててきました。 道のりは長いかもしれないけど、少しでも早くそこに到達できるように 日々の呼吸に力を入れていこうと思います。 本当にやばかった・・・あの深さと高揚感は。 -- 名無しさん (2010-01-12 19 57 04) 上記のものです。強い呼吸してみました。 はじめて・・・どこかへいっちゃいました!! 今まではブラックアウトして、少し変性意識を味わう程度だったのですが、 いったん変性意識に入ったあと、感情があふれ出してきて、嗚咽がもれたり笑ったりし、次に少し浮上したと思ったら、す~っとまた吸い込まれていき、 なんか雲の中をすごいスピードで飛び続けているような感覚の中にいました。 暗示もなんか自分の核のすぐ近くに響いてくる感じで、自分の中心にどんどん迫ってくるようでした。 しかも、今までは変性意識から1~2分で浮上してしまっていたのに 今日はその雲の中をすごいスピードで飛んでいる感覚が、ず~~~っと続きっぱなしで、 弱い呼吸をゆっくりとするたびに、どんどんどんどんその長さや感覚が更新されていきました。 自分できりをつけないとエンドレスな変性意識にひたっている感じでした。 脳ってホントに覚えているんですね。。。 がんばれば、ほんとに、症状が治っちゃう気がしてきました!!! 明日も早起きしてがんばろう!! やばい、嬉しいです。 今まで少し半信半疑で、でも治りたくて頑張ってきた呼吸ですが、 やっと、その効果がはっきりと実感をもって感じられました。 嬉しくて先生に電話したくなったけど、夜遅いので我慢しました(笑) -- 名無しさん (2010-01-12 23 40 13) 上記の方 すごいですね。私も早くそうなれるように呼吸をがんばらねば。 私はまだ自分で変性意識に入って数分しかもちませんし、意識がない状況です ちなみに呼吸をはじめてどのくらいやられましたか? -- 名無しさん (2010-01-13 04 51 51) そんなに長くはやっていないです。いつもどおり、 絞り出すような呼吸を60回~80回くらいやったあと背をそらせて力む呼吸を 数回したあとに、上記の体験をしました。 強い呼吸は気力がいりますが、未来をつかむために、お互いがんばりましょう! -- 名無しさん (2010-01-13 05 35 31) みなさんこんばんは。 久しぶりに気合いを入れて強い呼吸に取り組んでみたら リラックス感というか変容状態が凄かったです。 起きるのも面倒くさいくらいです。 今までは惰性で取り組んできたり、見返りを求めていたので結果が出ないと (見返りを求めるのは当たり前ですが)イライラしたり意気消沈してましたが 今は見返りがどうとかよりもっと呼吸をしていって 自分の力で脳を変えていきたいです!! -- 巣釜 (2010-01-15 02 26 41) 鬼過ぎるほどの才能と俺は俺という生き方、悩んでいる人にとってまぶしすぎるくらいの人だ --名無しさん (2010-01-15 03 35 31) 例えば強い呼吸を150回2セットしたとしたら、弱い呼吸を1時間したくらいの効果はありますか?質問 -- 名無 (2010-01-15 04 03 35) 弱い呼吸よりも、強い呼吸の方が効率がいいと思うので、 時間がない人は強い呼吸、止める呼吸、押し出す呼吸などやるといいと思います。 たまに弱い呼吸をやると、惰性に陥らずに変化つけて出来るんで、 僕は時々弱い呼吸をやって、メインは強く長く押し出す呼吸をしてます。 -- 名無しさん (2010-01-15 16 19 14) 最近のおすすめは絞り出す呼吸を15分位するというものみたいですね。 強い呼吸を1時間すると疲れるしと先生が言ってました。 深い変成意識が味わえるそうです。 (私は体が固くて呼吸出来ないので、情報だけですが) 進捗状況は人それぞれですが、見てて励みになります。 -- 名無しさん (2010-01-15 19 15 33) いつも弱い呼吸ばかりしてて、始めてすぐに痺れが出るようになってます。 それでさっき強い呼吸に挑戦したんですけど、40回前後から 頭が締め付けられるような痛み??を感じて怖くなって止めました。 これって続けても大丈夫なんですかね? -- 名無しさん (2010-01-15 23 11 41) 自己解決しました。100回しても楽勝だったんで! -- 名無しさん (2010-01-15 23 37 02) 強い呼吸なんかだと、体のまだ固い人は、胃に負担が来たり、首が痛くなったり、 体のどこかに違和感が来たりするもんです。 僕も最初違和感を感じてそこでやめていましたが、それでもやると全然関係なくなりました。 防衛本能や体の固い人は、最初は負担がどこかに来ますが、やり続けると絶対いいことがありますよ -- 名無しさん (2010-01-16 15 21 19) 強く絞り出す呼吸と息を止める呼吸を組み合わせて やっていますが、30分弱しか続きません。手はしび れますが、それでもやり続けたほうが良いのでしょうか。 -- 名無しさん (2010-01-18 23 35 45) やり続けた方がいいです -- 名無しさん (2010-01-20 14 05 23) 集団の回数のカウントって土日あるとして土日2日連続で行ったら二回分カウントされるんでしょうか? -- 名無しさん (2010-01-22 19 50 47) 2回分カウントされますよ。一対一よりも密度濃くできますし。 とおっしゃってました。 -- 名無しさん (2010-01-22 21 10 43) ↑の方ありがとうございます。 以前に集団の一回が0、5回と書いてる書き込みがあってどっちが合ってるのかな?と疑問に思ったので! -- 名無しさん (2010-01-22 22 20 22) もしご存知でしたら教えてください。 息子が岩波先生のところへ通っているものです。 息子の機嫌の凹凸が激しく、いつもいつもこんなときどう対応したらいいのか?と悩んでおります。このような親に指導をしてくれる、ところでおすすめはありませんでしょうか? こんな情報を聞くのはおかしいとは思うのですが・・・どなたかご存知の場所ありましたらお願いします -- 名無しさん (2010-01-25 05 30 25) ↑の方へ。 先生に相談してみるのが一番良いと思います。 そういうことに関してもプロだと思います。 -- 名無しさん (2010-01-25 16 05 25) 先生の言っていることはとても参考になっています。 またそれを咀嚼して伝えて下さる体験者の人にも感謝しています。 昔言われたことが今になってようやくわかったことも多く、私が成長したのか、 ただの理解不足だったのかわからないけど、今後大きな糧になってます。 悩みは自分で自分を追いつめてしまう思考が大きいと思いました。 それを外すことができると、その分だけ心に落ち着きがでてきました。 -- bird (2010-01-25 18 31 59) アドバイスありがとうございます。 そうですね 先生に相談がいいかもしれませんね。 今まで電話だとなかなか話しきれなくて ためらって電話やめちゃうんですよ 勇気をもって電話してみようかな -- 名無しさん (2010-01-25 19 38 05) 防衛本能について教えてください。強い呼吸で止める時、また先生の条件付けをしてもらった時に体や手が暴れる感じになっていますが、これは防衛本能が強い表れでしょうか? とりあえず、あまり深く考えずに毎日呼吸はしています。特にこのことに気になっているわけではありません。自分の現状を知りたいだけです。 防衛本能を抑えていくためには日頃どういうことを行ったらよいのでしょうか? -- 名無しさん (2010-01-25 21 45 23) 先生に電話したところで、なにが解決するんだろうか? 苦しい思いを聞いて貰い、少しホッとしたところで、それがなんだというのか? -- 名無しさん (2010-01-25 23 41 41) 1つ上の方へ ごもっともです。でも一時のホッとが欲しいこともありますよね。 小さい勇気をもらって、こつこつ貯めて大きな勇気を自分でつくる、みたいな 人って1人じゃ強く生きられないですよね やっぱり頼れる人、頼られる人がいて成り立っていると思います。自分も誰かに頼りたいし、信じて頼られるとしてあげたいって思う 人っていいですよね。岩波先生もいいし、この掲示板も勇気をくれるので好きです -- 名無しさん (2010-01-26 09 15 49) 防衛本能について書いている方。 体の固さとリンクしていると思います。 まだまだ体が硬いんだと思います。 呼吸法とストレッチをしていけば確実になくなっていきますよ。 どうしても過剰防衛しすぎて、緊張しちゃうけど、普段から自分を守る思考をしないように 気をつけていけばいいと思います。 -- 名無しさん (2010-01-26 11 57 04) ホッとしたい、頼りたい気持ちはわかるんだけど、何かあるごとに先生に電話相談するのはやはりどうかなと。 電話するなとは言わないが、多忙な先生やその時相談している人の都合も少しは考えようということ。 電話口でいろいろ話す前にやることはあるし、自分の人生は自分で切り開くしかないから。 -- 名無しさん (2010-01-26 12 33 29) 1つ上の方へ またまたごもっともです。自分の人生は自分で切り開くしかないですよね。ごもっとも なので人の人生は自分では変えられないので、どう対応していいのかわからずまごまごしている状況です。 もちろん、甘い考えなのも理解しています。。。すいません、ここに記載する内容ではなかったようでした -- 名無しさん (2010-01-26 20 40 21) こんばんは。 一つ上の方の人に同乗するわけではないのですが、 甘えがあるのは誰しもある事だと思います。 僕が過去には甘えの塊だったからこそやってやる!という心境です。 どこかで覚悟といい信念を持った方がいいです。 やはり人生を変えるのも自分、恐怖を作りだしているのも 自分です。そこは頭で理解しても心で気づかないと変わらないと思う。 -- 巣釜 (2010-01-27 00 49 04) 「先生の言葉」が追加されてますね -- 名無しさん (2010-01-27 01 05 56) 呼吸法のときの手にしびれについてですが、どの程度のしびれで 息を止めるのでしょうか。手のひらが少しピリピリ来たなと思う程度?、 腕が少ししびれる程度、それとも感覚が麻痺する位までなのか 分かりません。軽いしびれで息を止める方法を何度か繰り返していたら 脳がボーっとしているので、それでいいのかなと思ったり。 おしえてくださいませんか。 -- 名無し (2010-01-30 10 54 01) ↑あんまりこだわらなくていいと思います。しびれるのが目的ではなくて、体内の二酸化炭素をできるだけ失くし 意識飛ばすのが目的なので -- 名無しさん (2010-01-30 11 11 24) 早速ありがとうございます。こだわらずにやってみます。 しびれることにいつも神経がいってました。今から とにかく無心で呼吸します。 -- 名無し (2010-01-30 12 13 10) 皆さんこんばんは。 呼吸をする量をこなすには強い呼吸だけを何時間もやった方がいいですか? -- 巣釜 (2010-02-01 20 53 51) 弱い呼吸でいいです。 -- 名無しさん (2010-02-02 08 57 53) ありがとうございます。 これから馬鹿になって呼吸をやります。 -- 巣釜 (2010-02-02 19 21 46) 呼吸をやるときは空腹状態でやったほうが効率が良いんですか。 -- 名無しさん (2010-02-03 12 10 12) 空腹状態のほうが効率がいいと思います。 逆に満腹だとハングリー精神になれないし、眠くなりやすいし、 休息に心がスイッチはいってしまうので、満腹状態ではやらないように気をつけてます -- 玉造筋太郎 (2010-02-03 13 26 33) 岩波英知先生について質問なんですが、 岩波先生は どのような顔なんでしょうか? 芸能人でいうと誰に似ていますか? 身長はどれくらいなんでしょうか? 服装は白衣とかをイメージするんですけど どうなんでしょうか? よろしくお願いいたします -- 名無しさん (2010-02-04 16 47 54) どのような顔というと、喜怒哀楽に富んだ顔です。とても表情が豊か。 芸能人で言うと、誰だろう? わかりません。 身長は低い方です。ただ全然コンプレックスのかけらも持っていないようです。 白衣じゃないです。黒のスーツが多いですね。先生曰くもっと普段は若者のような服装を しているそうです。 白衣はもっとも似合わないタイプの先生でしょう(笑) カウンセラーとかセラピストというと白衣を想像しちゃいますけど、すごくラフな方ですよ。 かしこまったところが全くないです。 -- 名無しさん (2010-02-04 17 30 05) 顔と雰囲気は漫画「剣客商売」(さいとう・たかを版)の秋山小兵衛を思い描いてもらったらよいかと・・・ 他の方、どうですかね? -- 名無しさん (2010-02-04 17 42 20) 鳥越俊太郎に似てます。 -- 名無しさん (2010-02-04 18 26 34) 近藤正臣が太った感じかな 鳥越俊太郎なるほど・・同感 -- 名無しさん (2010-02-04 20 47 40) 山崎努と鳥越俊太郎を足して2で割った感じですね。 -- 名無しさん (2010-02-05 01 06 00) ずっと気になっていたので色々と本当にありがとうございました。 岩波先生が夢で何度も出てきて、毎回違った顔で出てきたんですが 具体的に分かって良かったです。 -- 名無しさん (2010-02-05 23 00 11) 最初は呼吸法で何が変わるんだろう?と疑問に思わないこともなかったですが、 みなさんの頑張りに刺激されて、呼吸練習量を増やしたところ、 ありえない感覚を得ることができました! 一人だけでずっとやっていったら、道を迷っていたかもしれません。 この場を借りてお礼を言わせてください! 潜在意識に手が届く状態なんだ!って感動しました。 それも先生の力だけではなく、自分でできるなんて! でも、体験者の声を見ると、呼吸がうまくなったときに壁がくる そうなので、あんまり変容状態に意識を向けずに淡々とやりたいと思います -- ohi (2010-02-08 15 15 27) 「郁也」に似てる -- 名無しさん (2010-02-08 20 25 42) 呼吸の練習ですが、弱い方を長くやり続ける方が効果的でしょうか? -- 名無しさん (2010-02-10 12 15 41) そうですね -- 名無しさん (2010-02-10 15 04 01) トランス状態を体験することは、 体調が良くなることに繋がっている訳でしょうか? 深い体験をしたことがないからか、 いまいちこの関係がまだピンとこないです。 -- oh (2010-02-10 16 26 12) 体がリラックス感を覚えますし、脳も記憶するのでとてもいいことだと思います。 ピンこない時期もありましたが、リラックス感はハンパないですよ! 体が硬いと悩みやすいし、さらに体が硬くなる悪循環になるし、身体も支障を来すんではないかと思います。 目覚めもすごくよくなりました。 体も軽くなりましたし、心も余裕が出てきましたよ。 トランス状態になると抑圧も抜け出やすくなるとどなたかが言っていました。そんな感じもします。 -- ohi (2010-02-11 18 10 06) ohiさん答えて頂きありがとうございます。 脳がリラックス感を記憶して、 呼吸やストレッチで、体もさらに緩ませ、 結果として、緩みと共に体調も上向いてくる訳ですね。 呼吸後は意識は飛ばないですが、少し体が伸ばし易くなるのを実感します。 抑圧自体は、私の場合実感があまりないですが、 自分では気づかない部分であるのでしょうね。 顕在意識と潜在意識も含めて、 脳を本来のリラックス状態にもっていけるように、 今まで通り、今できることに集中していきます。 -- oh (2010-02-12 13 44 09) 体の緊張も抑圧も、自分では気づかないほど「日常化」していると、 コリやたまっているものを認識できないと先生は言ってました。 普段理性で押さえつけて生活していても、潜在意識の部分ではドロドロとあるみたいです。 先生に緩ませてもらった後、普段の体や精神的な硬さを再認識できました。 こんなに人間の心身は緩むものなのに、普段どれだけかたまっていたんだろうって… -- ohi (2010-02-14 15 00 31) 呼吸が上手くいかない。するとみんなバカにならないからだ、 と半ば呆れた感じでいうけど、そう簡単にバカになれないから 困っているわけで。もちろんバカになることの大切さは分かってはいる。でもなりきれない葛藤がある。 だから、良かったらみんなの体験談を聞かせてもらえると励みになります。 -- 名無しさん (2010-02-15 02 36 51) 馬鹿になるってことに知恵を使ってしまうってことあるよね~ そうすると道に迷っちゃう。とりあえず小ずるい知恵(スケベ心という)を使って、何かしようとは 思わないように呼吸以外でも訓練してます。 -- 名無しさん (2010-02-15 03 09 51) 強い呼吸中に「変性意識に入れるかな」って思いが脳裏をよぎってしまって、 それが気になりだしたら、頭の中で「どうでもいい・どうでもいい」と思うようにしています。 気になってもなんでもいいから、とりあずノルマをこなす、という気持ちになるようにすると良かったです。 あと、ほんとにふっきれたとき、ひたすら無心になってるときがあります。そのときは決まって、 “めっちゃくちゃ激しく”ひたすら激しく呼吸しているときです。 -- 名無しさん (2010-02-15 08 04 10) 一瞬でいいから馬鹿になる瞬間があれば、まずはそれでいいと思う。 ずっと馬鹿になってやろうとすると訳わからなくなったし、袋小路に入ってしまったから。 でも、とにかくやっていると、無心で馬鹿になっている瞬間があって、それからはその時間が長くなっていった。 だから、まずは完璧に馬鹿になってやることを求めずに、ほんの瞬間でいいから、それだけでもうけものだと思ってやってみるといいかもしれない。 そっちのほうが敷居が低いし、葛藤も少ないよ。 -- 名無しさん (2010-02-15 14 39 47) 馬鹿にならなくてもいいと思うんです。 そのうち時が来れば自分も入れると信じて、淡々と取り組むって 姿勢が必要なのではないかと思います。 人と比べてもしょうがないですし。 自分なりに精一杯しているなら、それでいいと思います。 心の問題なんてそう簡単に解決しないし、 (人によって違うからなんとも言えないけど) あせっても仕方ないと思って、一日一日を大切に過ごしたらどうですか? -- 名無しさん (2010-02-18 17 27 59) バカになる事について質問した者ですけど 分かっちゃいました、その意味が。なんというか熱血に打ち込むみたいな感じですね。まず精神状態からして変わる、というか変えないといけないから、普通に頑張るだけじゃ絶対気づけなかったと思いました。 -- 名無しさん (2010-02-24 22 52 05) 普通以上に頑張るためには、魂に熱がこもったり、火がついた状態が必要だなと思います。 普通に頑張るのは誰だってできるし、今までもしてきたけれど、理性を超えたところで、 熱を持ってやることは機会がなかなか無いですからね。 同じ努力するなら、馬鹿になってやる努力の方がはるかに気分がいいし、変われると思います。 -- 名無しさん (2010-02-25 19 57 20) 僕も最近馬鹿になる意味が掴めてきた気がする。 日によってダメだったりするけど、確実にわかってきた。呼吸だけじゃなくて、生き方考え方もそうですね -- 名無しさん (2010-03-01 18 02 20) いつも拝見してますが、はじめて投書します。 励まされています ここを見ると自分がひとりではないことを感じられてとても励みになるんです でも最近投書がないようなので、寂しいなぁと思っている次第です。 自分の呼吸は毎日20分くらい、時間あるときに絞る呼吸でやっています できれば1時間でも2時間でもしたいのですがどうも時間とれずにいます。仕事、家庭、などなかなか・・・言い訳にしかならないですが 1ヶ月に1回は平日仕事をさぼってホテルにこもって呼吸するようにしているんですが、年度末の3月はそれも難しい。仕事あるだけ幸せと思っていますが 意識が変るとき、背中をそらないとできない自分がいます。 本当に椅子が倒れるほどそると、いいのです。でも先生の指導はそこまでではないような・・・それぞれのスタイルでいいのでしょうかねぇ。 先生が我々に教えてくれる期間内に自分も宇宙を感じたいんだけど、あまりにも目の前にあることが多すぎて、、、、 電車に座ってゆるい呼吸をすると、すぐしびれて、でもってすぐ眠ってしまう。布団に入ってもそう。 これってすごい睡眠薬?? まあいいか -- darida (2010-03-02 20 05 01) 掲示板その14へ移動する 上へ
https://w.atwiki.jp/sinzyanru/pages/281.html
388 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/05/03(日) 01 11 45.16 ID BRz2jIDO 青「む…ん、もうこんな時間か」ムクリ ワイワイガヤガヤ 青「ロビーが騒がしいな…また桃と黄が喧嘩でもしてるのだろう、赤も思い切って止めてくれれば良いものを」スタスタ ウィーン 桃「あ、起きた?丁度良かった!晩ご飯作るの手伝って!」 黄「たまにはドライカレーも食べたいなー」ヒョイ 緑「唐翌揚げの摘み食いは禁止、数が合わなくなる」ペシッ 黒「グラタン焼けました~」トテトテ ワイワイ 青「あ、ああ」(あれ…黒はもう開き直ったのか?堂々と女の方を出すなんて) 黄「お願い一つだけ!」ヒョイ 緑「彩りましょう食卓を皆で防ごう摘み食い」ペシペシ 青(そして何より) 青「…赤は居ないのか?」 全員「「「「…へ?」」」」 青「どうした?何か変なこといっt ブフッ 桃「あ、あんた寝ぼけてんの!?」ゲラゲラ 黄「あははは!夢とごっちゃになってるよ青!」ゲラゲラ 緑「これは酷い、さあこれを飲むと良い」つ[テラシャキ] 黒「あの、コーヒー煎れましょうか?そうしたら落ち着くのでは…」クス 桃「もー!赤なんて妄想は置いといて早く手伝いなさいよ!」 …………え?赤が? 誰よりも早く起きて、私の為にコーヒーを煎れてくれて、皆の食事を一人で作って、桃の使い走りや食事の買い物によく行ったり、自分の物だけでなく黄や桃の報告書まで徹夜でやり抜いて、明日の朝食の準備までして、誰よりも遅く寝る。 その赤が、私の、 妄想? 390 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/05/03(日) 13 16 04.06 ID BRz2jIDO 全員「「「「「御馳走様ー」」」」」 桃「さて、面倒くさいけど後片付けしますか」 黄「僕もやるー」テテテ 桃「えー…またお皿が割れるじゃん、緑と黒だけで良いよ。」 緑「それに今日の黄による皿の破損はおおよそ8枚と見た。」 黄「言ったな!?見てろよー!!」ガチャーン 緑「後7枚、クヒヒ」 黒「あのう青さん?顔色がすぐれませんけど…」 青「いや…大丈夫、だ。」 桃「あーもう黒、医療室に連れてってあげて、多分無理しすぎたのよ。」 黒「分かりました、さあ行きましょう青さん。」グイ ウイーン 青(…大分前みたいに赤を除け者にしている訳でもない、かといって私が除け者にもなってない。) 黒「やっぱり疲れてたんですね~、無理しないで下さいよ?」グイグイ 青「すまんな」(嘘をつけない黒を見る限り全員で私を騙している訳でもないようだ) ウィーン 黒「白さーん」 白「うん君らが来るのは知ってた、つーことで黒はもう行って良いよ。」ボリボリ 黒「はい、では失礼しましたー」グイグイ 白「いや、青は置いてってよ?」 青「……」(赤は確かに居たんだ、赤が私の妄想だなんてそれこそ…) 白「…まあ、あんたは一人で頑張り過ぎたんだろうね。」ピキーン 青「はい…」(そうか…全部夢だ…きっとこれも夢なんだ…早くさめないかな…) 白「しっかりなさい、そりゃ仕事が辛いのは解る。架空の人作って妄想して逃避するのも個人の自由。」 青(………赤は私の架空?赤は私の妄想?) 青(赤ハ存在シテナイ?) 白「認めたく無いのは解るけど口に出すと皆心配s 青「あの、」 白「…そう言う意味も込めてだけど、まああなたがそれで納得するのなら。」バサッ 394 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/05/04(月) 01 13 08.93 ID mzAt3MDO 青「ありがとう…」パラ 白(今までの戦隊員の写真付き記録…おそらくこの調子だと結構掛かるけど) 白(流石に現実を見るでしょ) 【~1時間後~】 青「……」(居ない…?何で?そんなはず無い、何で!?どうして!?)パタン 白「気は済んだかしら?」ヒョイ 青「あ、うん……今日はもう寝ようと思う。」(もしかすると、金先輩なら…) 白「それが良いわ、お大事に。」 青「ああ…」ガタッ 白「青、」 白「どうせまた誰かに聞くんでしょうけど、答えは同じよ。」 白「金先輩に余計な心配掛けちゃ駄目よ?」 青「…分かった。」 青「すいません、変な事聞いて…はい、失礼します。」ガチャ 青「結局、金先輩も知らなかったか…」スタスタ 青「そうだ、寝てみるか…夢なのかどうかハッキリする気がする。」スタスタ ウィーン 【青の部屋】 青「ふぅ…赤…やはり私の夢だったのか?」ボスッ 青「なあ、赤?」ムギュ 青「………!!!」ガバッ 422 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/05/08(金) 18 56 56.89 ID R0q8/oDO 治った!第三部完! 青「何でだ…?赤は、赤は居ないんじゃ…」 青「じゃあこのぬいぐるみは…?」 青「いや…まて…桃が着ていたエプロン、黒が巻いていたバンダナ…」 青「あれは赤がいつも使っていた筈だ!」 ダッ 青「ならば…黄の部屋に、あのぬいぐるみがあるはずだ。」タッタッタッ 青「黄は取れるはずがないし、緑にそんな暇はない。」 青「桃はお菓子とネット以外では滅多にお金を使わない、とすれば。」 青「ゲームセンターに行くのは赤ぐらいだからな…」コンコン ガチャ 黄「あ、青!もう大丈夫なの?」 青「ああ、心配かけてすまなかった。」 黄「良かった~、まあせっかくだし入りなよ。」グイ 青「良いのか?」 黄「良いよ!」ググイ 青「すまんな。」(あのぬいぐるみもある、ここまでは思い通りだ…)チラッ 黄「ん?やっぱり青も欲しかったの?このぬいぐるみ。」ヒョイ 青「えっ?」ドキ 黄「やっぱり…もー、青はすぐ自分より人を優先したがるんだから!」モフモフ 青「いや…すまん…」シュン 黄「謝るのはこっちだよーだって…」モフ 黄「青が射的で捕ってくれたんだし…」 424 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/05/09(土) 23 53 06.03 ID .UpUK.DO 言えない…ほぼ一日中かけて九球組み立てて見とれてたなんて… しかも一回目エラーとかorz 黄「凄いよねー、一発で倒しちゃうんだもん。」 ………こいつは、 黄「おじさん泣きそうだったもんww」 青(何を言っているんだ?) 黄「私のぬいぐるみと交換って言って持ってったけど、あれで良かったの?」 青「ああ、あれが気に入っているんだ。」(私の部屋に、ぬいぐるみなんてあれしかない筈…じゃあ…あれは、黄のぬいぐるみ…?) 黄「なら良いけど…あ、もうこんな時間!ごめんね、先にお風呂に行ってくる!」スタタタ 青「いや、こちらこそ邪魔したな」スタスタ ―――そんな、馬鹿な 赤は何処だ?黒が隠した?緑が煙に巻いた? 桃も怪しい白も絶対に隠し事があるはず金先輩だって知らないはずがない 赤は何処?皆に優しい赤は何処?私の赤は何処?何処?赤は、赤は、赤は赤は赤は赤赤赤赤赤赤赤赤 青「――――赤を出せえぇぇぇぇぇッ!!」 452 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/05/16(土) 21 55 34.10 ID LVr3MEDO 緑「青、起きて」ユサユサ 青「んん…」 緑「血圧と心拍数が異常に上昇したから緊急停s 青「あれ…此処は…?」キョロキョロ 緑「…青、大丈夫?」トントン 青「ああ、ん…これ、は…?」ムクリ 緑「おそらく、あなたは軽い記憶喪失になっている。」 緑「この装置を付けて寝るまでの過程をゆっくり思い出して。」 青「ああ……」 【数時間前】 青「緑、いるか?」ドンドン 緑「…入って」(怒ってる、ということはまた誰かと喧嘩したね…) 青「赤は甘過ぎるんだ全く…!!」ブツブツ 緑「……そう」(また赤と痴話喧嘩…まるで成長していない) 青「…そう言うわけで今ムシャクシャしてしょうがないんだが、何かいい方法ないか?」 緑「つまりリラックスしたいと?」 青「リラックスと言うよりも、この苛立ちを忘れたいというか…」 緑「なら私が新たに発明したこの装置を使ってみると良い。」ガチャガチャ 青「…何だそのミュウツーが映画で付けていたプロテクターの様な物は!」 緑「これは、自分が設定したとおりの体験が味覚、嗅覚、感覚までリアルに体験できる。」 緑「名付けて…『妄想して何が悪い!ツー』」 青「…相変わらずネーミングセンスの無い奴だ。」 緑「では早速装備していくかい?」 青「まあ試してみるか」 緑「では設定はどうする?」カタカタ 青「…そうだな、赤が居なくて他の皆がもめないような世界が見たいね。」 緑「解った」(意地っ張りめ…)カタカタカタ 緑「準備完了、じゃあ行ってらっしゃい。」ヴゥン 青「ん……」カクン 453 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/05/16(土) 21 59 26.42 ID LVr3MEDO 青「…思い出した。」 緑「そう、ならよかった。」ガチャガチャ 緑「しかし、これは失敗作になった。」ガチャッ 青「え、何故だ?」 緑「青を危険な状態にした、おまけにリミッターを付け忘れた私は開発者失格。」 青「…いいや、リミッターが無いことで寧ろよりリアルに体験出来たよ。」 青「私がどれだけ赤に依存していたか良く解った…」 緑「…それが解ったなら、早く行くところに行くべき。」 青「すまん、世話になったな」ガチャ 緑「…今回は、今日だけは赤を譲ってあげる。」 緑「頑張ってね……青」 【赤の部屋】 赤「ううむ…また明日の朝嫌な空気が漂うのか」 赤「もっと桃も青も大人になって欲しいなあ…」 コンコン 赤「どうぞー」(こんな時間に誰だろ?) 青「失礼する…」 赤「あ、青さん…えーっと」 青「……」ギュッ 赤「え…あ、あの、青さん?」 青「ごめんなさい…」グスッ 赤「え、いやその、俺も少し桃に甘かったとおm」 青「いや、私が赤の優しさにに甘えてただけさ」ギュウウ 赤「あの、青さん、ちょっと苦しい、です」 青「赤はもっと皆に厳しくならないとな?」ギュウ 赤「痛い痛い!」ミシミシ 青(きっと、まだまだ私達は赤に依存し続けるだろう) 青(だけど、いつかはきっと私達も成長してみせるから) 青「頼むぞ?赤」ギュウウ 赤「は…い…」 はい、青版「はっ!ドリームか!」です。 実は当初違うエンドの予定だったけどネタ被りしそうだから急遽夢オチにしました がっかりした人ごめん